出版社内容情報
シュッ、シャ…。
ぶきみな音で目がさめたニマ。
台所にそっと近づき、のぞいてみると…?
勇気を出しておにばばと戦い、
お寺をすくった少年僧を描く、
ヒマラヤを舞台にした心に迫る物語。
昔、ニマという男の子が、
高い山のつらなるヒマラヤのお寺で
修行していました。
ある日、大切な井戸の水がかれ、
ニマは歩いて一日かかる泉まで、
水をくみにいくことに。
和尚さまはニマに、泉のそばでは
旅人を食うおにばばが出るから
気をつけるように、といいます。
そしてニマは、何かあったら思い出しなさい、
と和尚さまが言った仏の言葉を胸に、
旅に出て…?
内容説明
むかし、ヒマラヤの山に小さなお寺がありました。そのお寺では、ニマという男の子が、しゅぎょうをしていました。ある日、お寺の大切な井戸がかれ、ニマは水をくむために、ひとりで、遠くはなれた泉へ出発しました。でも、その泉のあたりには、旅人を襲うおにばばが出る、と言われていて…?勇気を出しておにばばと戦ったヒマラヤの少年僧を描く、迫力のある絵が魅力の物語。
著者等紹介
ベルトラン,ピエール[ベルトラン,ピエール] [Bertrand,Pierre]
1959年フランス生まれ。22歳のときに、心の病に苦しむ子どもたちへの治療の手法として語りを始めた。フランスじゅうをめぐり、子どもから年配まで幅広くお話を語りきかせている
チェンジャンホン[チェンジャンホン]
1963年中国生まれ。画家、絵本作家。北京の美術学校に学び、1987年パリに移住。『この世でいちばんすばらしい馬』で2005年度ドイツ児童図書賞、第56回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞
平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業。中央大学大学院修了。中央大学講師、フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
どあら
たまきら
ヒラP@ehon.gohon
ヨシ