出版社内容情報
メディア出演多数! 「よだれ先生」が書き下ろした「新しい食育の教科書」
長寿大国・日本の高齢者が口をそろえる「戦後の食事は質素だった」。実はこの言葉の中に健康のヒントが隠されています。食料不足の時代から飽食の時代へ…戦後の日本の食卓を巡る環境が大きく変わっても「食育こそ健康の礎である」という考えは、ますます重要になっています。中でも高齢者にとって「口内の健康」が健康そのものと深く関連していることが明らかになってきています。本書では、咀嚼による食事の大切さはもとより、唾液の様々な効用を解説。さらには、歯の本数や入れ歯などにも個人差に応じた正しい歯磨きやオーラルケアの方法についても図解を交えてわかりやすく紹介。また口腔ケアに限らず、食事や睡眠といった「食育」全般についても年代ごとのセルフケア(予防医学)アドバイスも掲載しています。高齢者を抱える家族やケアマネージャーのみならず口腔ケアや健康が気になるすべての人におススメです
目次
第1章 年齢区分における食事の変化
第2章 高齢者におこる様々な問題と解決
第3章 唾液の役割
第4章 オーラルフレイル
第5章 高齢者の睡眠と食事
第6章 食生活と生活習慣の関係性
第7章 食事(栄養)の目安と取り方
第8章 食事による生活習慣対策
第9章 大切なのは健康寿命
第10章 災害時に備えた高齢者のための食育の知識
第11章 高齢者の口腔内管理
著者等紹介
中野智子[ナカノトモコ]
日本歯科大学新潟生命歯学部食育・健康科学講座客員教授、三重大学大学院生物資源学科微生物研究室産学研究員などを兼任。学会、研究会で多数講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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