出版社内容情報
半年予約の取れない心理カウンセラーが教える最強逃避メソッド!
内容説明
職場、学校、家庭、友人、SNS。あなたを取り巻く人生のすべては、あとさき考えず、いますぐやめていい!予約3か月待ちの大人気カウンセラーの実践的逃避術。
目次
第1章 なぜ逃げられないのか?(「逃げる」ってどんなイメージ?;「逃げる」という選択肢を持っていない!? ほか)
第2章 あなたは今すぐ逃げていい(逃げるとは何か?;逃げることは「技術」だからだれもが習得できる ほか)
第3章 考えない、思い込みを手放す(頑張らない、という選択肢を持つ;期待に応えなくてもいい ほか)
第4章 逃げる技術(距離を取る;かわす ほか)
終章 ほんとうのあなたを手にする自由(私たちは「自由」である;違う世界の往人と出会う ほか)
著者等紹介
根本裕幸[ネモトヒロユキ]
心理カウンセラー。1972年生まれ。1997年より神戸メンタルサービス代表・平準司氏に師事。2000年よりプロのカウンセラーとして、延べ20,000件以上のカウンセリングと年間100本以上のセミナーを行う。2015年4月よりフリーのカウンセラー、講師、作家として活動を始める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りお
28
🌸嫌な事をかわす方法として「ああ、この人はそういう風に思うんだな」と少し他人事のように相手から1歩引くイメージで聞く。2021/12/25
スリカータ
23
私は逃げるのが下手。断るのが下手。最近、ようやく断れるようになったが、その際には膨大なエネルギーを消耗する。逃げるには技術があり、練習して習得できるとの事。自分軸で生きること。その場でも、後からでも、あの人はこう思ってるんだ〜と他人事に考える。罪悪感は要らない。2020/10/06
チャー
12
追い詰められたときに逃げる選択肢を持つことの大切さを記した本。真面目な人ほど陥りやすい、やらなければならないという頑なな思いや、辛くても途中で辞めてはいけないと言った感情を一歩引いて観察することで、心の負担を軽くして前に進む力とする考え方が記されている。逃げは罪悪感や後ろめたさなど負のイメージがつきまとうが、自信を俯瞰するという意味で最前線から引くという考え方は参考になる。無理に体と精神を酷使してもいい事はない。逃げる事は一つの技術であるという指摘は印象的。我慢しすぎず感情を吐き出すとうまくいくことも。2021/03/27
ゆう
11
進むも退くも、最終的な決定権は常に自分が握っている。この単純明快な事実を思い出す事に尽きる。ただそうは言っても、逃げたときのダウンサイドはできるだけ引き受けたくない。後ろ指さされず、無風無傷で逃げ去る方法はないものかと、自分のような横着者は考えてしまうが、そのようなニーズに応えてくれる内容ではなかった。心が弱ってしまって、自分が自由な状態がどんなだったか思い出せなくなってしまった人が読んだら、何か発見があるかもしれない。2023/03/01
ヨハネス
9
いざとなったら逃げればいい。という選択肢を考えるだけでも少し救われますが、この本で挙げられた実例はすべてとてもうまく行った例ばかり。みんな幸せになるので読んでいて気持ちがいいです。あたしもずいぶん逃げるのが遅れたけれど、やっと逃げることができて幸せ。そのとたん好きな趣味ができないほど手に不具合が出たけど、これはもしかして技術的にも人間的にも難しい趣味から逃げたいのかな。「合っていない環境に居続けるのは利き手でない手でご飯を食べたり合わない靴を履き続けるようなもの」は実にうまい例えです。2020/11/17