内容説明
本書で推奨する瞑想法は、イコン瞑想法といい、自分像(自分の写真)を対象にして行ないます。仏教であれば仏像、キリスト教ならば聖像と、強い興味を持っている存在を対象にすることでより瞑想状態に入りやすくなります。自分への執着心・こだわりを捨て、自分を客観的に見る技術としても役立つ瞑想法です。
目次
第1章 瞑想への大きな勘違い(なぜ、瞑想するのか?;瞑想はむずかしいか?;良い瞑想とは?;言葉の縛りを解く瞑想の力;思考や感情の原因とは?;瞑想でアイデアが生まれる)
第2章 瞑想と瞑想状態は分けて考える(瞑想状態はいくらでもある;瞑想状態が先に生まれた;いろいろある瞑想法)
第3章 実践編 瞑想状態に入る(心は動くものを追う;まず体を整える;呼吸を整える;自分以外の対象に瞑想してみる;自分を対象にして瞑想する1;像を対象に瞑想してみる;自分を対象にして瞑想する2;スマホ自撮り像の瞑想;自撮りイコンの作り方;3分で瞑想状態に入る)
著者等紹介
元井康夫[モトイヤスオ]
1955年生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、電通入社。以後、クリエイティブ領域で多数の制作にかかわる。花王、ホンダ、ユニクロ担当のエグゼクティブクリエイティブディレクターを務めた後、クリエイティブ担当役員を経て、常務執行役員、チーフクリエイティブオフィサーを務める。電通在職中の1994年高野山にて四度加行(修行)の後、翌95年真言宗の伝法灌頂(指導者の位を授ける儀式)を受け、阿闍梨の位を得る。2018年電通退社後、東京広告協会「広告未来塾」第2期塾長を務めたほか、仏像・女神像彫刻等で個展を開くかたわら、瞑想指導、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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