出版社内容情報
コロナ感染で大混乱する世界のなかで、日本の存在が急拡大していく!
内容説明
コロナ以後、習近平政権の凶暴化でアメリカの中国潰しは最終局面へ。世界と日本で進む脱中国社会とは。ベストセラー『「新型コロナ恐慌」後の世界』の著者が、米中最終決戦の結末と、日本再興へのロードマップを明かす!
目次
プロローグ 米中デカップリングで激変する世界
第1章 香港から始まる中国の衰退
第2章 ポストコロナで急進するアメリカの対中制裁
第3章 100年に一度の大変化が始まった
第4章 中国分離で塗り替わる世界の経済覇権地図
第5章 新たな国際秩序で真の日本再興が実現する
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ReiGa
1
中国の命運は、米国の金融制裁次第だなと分かった。だが、米国はドルという基軸通貨を持つ以上、難癖つけて這い上がって来る国を潰す構図となっていることもまた恐ろしいことだなと思った。中国の次はインドと言われているが、インドも同じような手法を使って潰すのだろうか。仮にアメリカに潰されずに、経済成長を持続させたいのであれば、他国と緊密に連携し、民主主義や資本主義といったルールの上で、かつ安全保障に一切危害を加えない形で自国の正当性を世界に訴え、敵国認定されないことが必要なのだろう。2020/09/23
RainDrop
0
2020年7月31日発行の本を2021年3月30日に読了。頭を整理しながら読むことできた。米中戦争は思想価値観のぶつかり。主な戦場は経済。WTO加盟を認めて増長したチャイナを、加盟許可という失敗をしたアメリカが締めにかかっている。2021/03/30