内容説明
民族派右翼から三代目山口組北山組に渡世入り。四代目山口組分裂を一和会きっての武闘派として生き抜き、あの石川裕雄に「もっとも影響を与えた」と警察資料に書かれた「矢野康生」。中野会副長として引退して17年経った今、自らの半生に別れを告げるべく全てを明す。山一抗争の新事実とは―。
目次
第1章 空手道と右翼民族派
第2章 渡世入り
第3章 康生と裕雄
第4章 竹中正久四代目暗殺の内幕
第5章 一和会にとっての山一抗争
第6章 不変者と変容する山口組
終章 さらば矢野康生
著者等紹介
若野康玄[ワカノコウゲン]
1945年3月29日生まれ。大阪市出身。全日本格闘技振興会会長、一般社団法人競拳インターナショナル代表、若獅子会館館長。近畿大学で武道会・空手部で主将を務め4年生だった69年に右翼民族派団体「皇国学生同盟」を立ち上げる。71年、26歳の時三代目山口組北山組内森組若頭として渡世入り。29歳で矢野組組長に。四代目山口組益田組に移り、益生連合会会長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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