嵐を呼ぶ男!NOBUNAGA

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嵐を呼ぶ男!NOBUNAGA

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  • サイズ 46判/ページ数 490p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198649708
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人々が殺し合い奪い合う、非情な戦国の世ををつくりかえたい! 熱き理想に燃える新たなる「熱血信長」の登場!

内容説明

戦国の覇者にして、第六天魔王とまで呼ばれるほどの苛烈な武将として恐れられた織田信長。尾張は、周囲を強大な勢力に囲まれ、いつ呑み込まれてもおかしくはない。それどころか国内も四分五裂。父・信秀の急逝で若くして継いだ織田弾正忠家の家督は、弟・信勝との諍いが起きるなど内憂外官の様を呈していた。そんな中で信長は、戦国の生き地獄をなんとしてもつくりかえるという熱き理想に燃え、常識にとらわれず、既得権益をものともしない領国経営を目指すゆえに「大うつけ」と呼ばれる。破天荒な言動は、自分がつくりあげたい理想の世の中=奪わず、殺し合わなくてもよい世の中「天下静謐」を実現するためだった。熱血の信長の若き日々。長篇戦国歴史ロマンここに登場!

著者等紹介

杉山大二郎[スギヤマダイジロウ]
1966年東京生まれ。従業員一万人超のIT企業において、経営幹部として販売力強化やセールスプロモーションの統括責任者を務めていた。SFAやCRMによる営業革新分野では、日本国内の第一人者である。独立後はコンサルタントとして多くの大手企業をクライアントに持ち、講演会や研修講師として全国を飛びまわる傍ら、作家としても小説の執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サケ太

26
理想に燃え、その為に生きる、熱過ぎる男。織田信長。彼の人間性や、それによって翻弄される周囲の人々。そして、黒い思惑。優しすぎるが、それ故に理想に目覚めた。出逢いと別離が男を強くする。“仲間”として、彼と歩む男たち。現実に苦しむ弟。寄り添う女たち。「行けば死にますぞ」「そうじゃねえ。生きるために行くんだ!」2019/11/28

タルシル📖ヨムノスキー

23
織田信長といえば「超ワンマンパワハラ社長」みたいなイメージだったが、この作品では国の境をなくし、庶民(百姓)が楽しく暮らせる世の中をつくる」ことを誓った熱血大将として描かれている。戦った強敵に「お前も仲間だ!」と言ってのけるあたりはまるで〝少年ジ○ンプ〟のような展開。物語の中に度々登場する「出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか」という言葉は、使い古されたフレーズではあるけれど、やはり心に染みる。とにかく胸アツな本書だが、人物の名前が紛らわしくて誰が誰やらわからなくなり、度々系図をめくる。続編熱望!2020/11/25

信兵衛

23
書評とはとかく誇張がちなことも多いのですが、本作は本当に面白い! 読み始めた冒頭からもうその面白さに引きずり込まれ、一気読みでした。2020/03/18

maito/まいと

22
冷徹・非道・魔王と称される織田信長。その青年時代をイメージをがらっと変えて描く歴史小説。「世の中を変えたい!」(でも想い先行型)という青臭く真っ直ぐに理想を追い求める信長、とっても斬新だけどこの物語だと頷けてしまう(笑)帰蝶や(後の)吉乃、信勝の最期など事実はあれど解釈次第で説得力のある物語は生まれる、ということを証明した1冊。桶狭間以前の信長ってきな臭いことやってるように見られてるけど、見方変えて、ここまで心が熱くなる流れになるとは・・・現代のビジネス訓話をアレンジして取り入れているのも大きなポイント。2020/03/11

16
「地図の上に勝手に線を引いたのは人だ。人が引いたものなら、人に消せぬ道理はねえ」(P.68)「将が立つべきは人の上に非ず。人の前なり」(P.223)目指すのは天下布武布の先にある、天下静謐。ドラッカーやマイケル・サンデルのエッセンスも採り入れ、新しい信長像を示す。章が進むにつれ、結束を強める「チーム信長」に感情移入してしまう。2019/12/04

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