出版社内容情報
伯爵の屋敷の人形の家に住むネズミたちが、伯爵の留守に悪だくみを知り…？ パディントンの作者の遺作が英国の香り高い絵本に！
内容説明
はくしゃくのおやしきの中にある、人形の家で、ネズミの一家が、しあわせにくらしていました。ところがあるとき、はくしゃくが旅行にでかけたあいだに、おやしきで、わるだくみがはじまりました。ネズミ一家は、わるものをやっつける方法を思いつき…？「くまのパディントン」のシリーズで知られる、マイケル・ボンドが遺した物語に、細部まで描きこまれた緻密な画風が人気の画家、エミリー・サットンが絵を添えた、英国の香りあふれる絵本。『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』の姉妹編。５さい～。
著者等紹介
ボンド，マイケル［ボンド，マイケル］ ［Ｂｏｎｄ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
１９２６～２０１７。英国の児童文学作家。５８年、『くまのパディントン』（福音館書店）を発表。「パディントン」のシリーズは、現在も世界じゅうで人気を博している
サットン，エミリー［サットン，エミリー］ ［Ｓｕｔｔｏｎ，Ｅｍｉｌｙ］
英国の画家・絵本作家。作品に『ちいさなちいさな―めにみえないびせいぶつのせかい』（ニコラ・デイビス文、ゴブリン書房）などがある
早川敦子［ハヤカワアツコ］
津田塾大学大学院博士課程満期退学。英国エディンバラ大学大学院、オックスフォード大学大学院でも学ぶ。津田塾大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるぽん🐰道草中🐱
24
「人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし」の続編。伯爵のお屋敷の中にある 人形の家で暮らしているネズミ一家(15匹)🐀。今回ネズミ一家は、伯爵夫妻が留守の間に悪巧みを考えている秘書を何とかしようとしますが…。ラストはう〜ん…。私は秘密になんてしたくないかも。2019/10/22
那由多
15
パディントンで有名なマイケル・ボンドの物語に、エミリー・サットンの華やかな絵が目を惹く、綺麗な絵本。色使いや絵のタッチも、壁紙やファブリックをはじめ、ネズミ達のおめかししたお洋服も好みでした。2021/10/26
おはなし会 芽ぶっく
15
『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』の第2弾。ペックさん夫婦と13びきの子どもたちは、伯爵夫婦の優しさで今でも人形の家に住んでいます。今回は伯爵夫婦がインドに3か月の旅行に行くそうで、ネズミ一家はお留守番。ところが秘書のルーシー・プライスが留守を預かると聞き、ペックおくさんは嫌な予感をペックさんに話します。伯爵夫婦のお留守の間なにごとも無ければ…それじゃあつまらないですね（笑）2019/10/03
花林糖
13
シリーズ2冊目。伯爵家の人形の家に住んでいるネズミ一家が、伯爵夫妻の留守中に起こった出来事を解決するお話。解決方法ちょっとビックリというかそれは大丈夫なのか？と心配だけど絵本だから無問題か。エミリー・サットンの絵が前作同様とても素敵でした。やはりどんなに小綺麗にしてお洒落してもネズミ一家の住む人形の家は嫌です、、、。2020/04/02
こゆ
11
6歳、年長が図書館で選んだ絵本。びっくりするほどの豪邸に住んでいるネズミ一家。ネズミ達はご主人に大切にされているらしい。そんな中、ご主人夫婦は旅行に出かけ、留守番を頼まれた秘書が悪巧みをしていることを察知。秘書の計画をつぶすネズミの行動とは…。え、ネズミってあれ食べるの？外国の絵本なので、ピンとこない描写もあったけど、出てくるネズミが本当にかわいい。おめかしするシーンのネズミたちの衣装も、ネズミ達が住むドールハウスも素敵。害獣扱いされず、うまく共生していることが一番驚いた。2020/02/23
