内容説明
248の元号の意味と由来がわかると、日本史が新たな視点で見えてくる!!
目次
第1章 新元号「令和」を読み解く
第2章 飛鳥・奈良時代の元号
第3章 平安時代の元号
第4章 鎌倉時代の元号
第5章 南北朝・室町時代の元号
第6章 戦国時代の元号
第7章 江戸時代の元号
第8章 近現代の元号
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本「大人の休日倶楽部」などで生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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謙信公
11
大化から令和まで248の元号の意味、由来、選定の経緯、時代背景を概観。天変地異でコロコロ代えたり、4文字があったり、朝廷と幕府の駆け引きなど興味深い。平城京遷都は和銅3年。「ナント立派な」より元号で表すとナントも味わい深い。2~3年での改元は頻繁にあり、当時は西暦も無く、年数計算はどうしていたのか?逆に毎年改元された貞永から嘉禎の方が計算しやすい?現在、元号を使用している国は日本だけであり、まだまだ身近な存在である。史上初の日本の古典『万葉集』を典拠とする「令和」、この響きの良い元号を大切にしていきたい。2021/04/12