出版社内容情報
大正浪漫溢れる中、「αとΩ」運命の番である二人、時代に翻弄されながらも織りなすオメガバース愛憎劇。
内容説明
絶種の鷲尾彦は因縁の故郷へと呼び戻される。待ち受けていたのは戦場で負傷し、傷痍軍人となり帰還した須永冬二郎であった。超種として全てを手にしていた冬二郎だが、現在では声も出ず、体も動かせない。幼馴染の変わり果てた姿に、看護を命じられた彦も、初めは憐れだと同情をするが…。かつて冬二郎から受けた仕打ち、幼き頃友情を誓い合った夏の日の思い出、さまざまな想いが駆け巡り、次第に絶種としての卑しき本能が目覚め始める。
著者等紹介
伊藤ヒロ[イトウヒロ]
ダーク路線とハイテンションコメディという両極端な作風で知られた実力派ライトノベル作家。代表作は「魔法少女禁止法」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyapoona
2
逆張りラノベで知られる伊藤ヒロ初のオメガバースものBL。 廃人になったアルファとオメガのおぞましい交情を描きながら階級のある社会制度の恐ろしさを見せる。2019/04/03
サンライズ
0
ラストで奇跡が起きて治るのはちょっとどうかと思ったが、そもそもこの世界というかアルファオメガの人体構造は現実の人体とは多分大きくちがうんだろうしまあそんなことが起きてもいいのかもしれない。2022/09/27
かがり
0
普段BL小説を読まないからか、異色作らしいけどめちゃくちゃよかった。刺さりまくった作品だった。2019/11/28
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