出版社内容情報
中国経済は崩壊のプロセスに入った。このタイミングで日本はなぜ通貨スワップを結んだのか? 日米中の経済戦争の深層を明かす。トランプが米中貿易戦争を仕掛ける以前に、中国経済は崩壊のプロセスに入っていた! ドルの裏づけのない人民元の大量発行によって、人民元はフェイク・マネー化し、資金逃避がとまらないからだ。融資平台による融資は120兆円も減少し、信用パニックが始まった。習近平の窮余の一策が「一帯一路」にほかならない。ところがこのタイミングで日本は通貨スワップ協定を結んだ。なぜ日本は中国に協力するのか? その裏に見えてきた危機の深層を明かす。
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
著・文・その他
田村秀男[タムラヒデオ]
著・文・その他
内容説明
米中貿易戦争がなくても人民元帝国は崩壊するしかなくなった!
目次
第1章 米中貿易戦争は120%アメリカの勝ち(アメリカの強烈な制裁関税に中国はべたおりになった;これは「米中新冷戦」ではなく、「米中百年戦争」 ほか)
第2章 人民元帝国の崩壊が始まった(いいかげんな数字で実態がつかめない中国バブルの膨張ぶり;外貨準備が減少して人民元の“紙切れ化”に歯止めがかからない ほか)
第3章 中国の覇権主義を世界は許さない(ほころびが目立ち始めた中国の世界戦略;ブルネイのベネズエラ化も近いか? ほか)
第4章 習近平の「中国の夢」は消えつつある(習近平の部下たちは無能ばかり;習近平は解任を恐れてまだ四中全会を開催できていない ほか)
第5章 中国経済の崩壊に日本は巻き込まれてはならない(安倍訪中で人民元と円との通貨スワップが決まった;日中間の通貨スワップは中国を救うことにならないか? ほか)
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年、石川県金沢生まれ。評論家。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪漫』企画室長、貿易会社経営などを経て、1982年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり独自の取材活動を続けている
田村秀男[タムラヒデオ]
産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員。1946年、高知県生まれ。1970年、早稲田大学第一政治経済学部卒業後、日本経済新聞社入社。ワシントン特派員、米アジア財団上級フェロー、香港支局長、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)などを歴任。2006年12月、産経新聞に転じ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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