中国発の金融恐慌に備えよ!

電子版価格
¥1,188
  • 電書あり

中国発の金融恐慌に備えよ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198647506
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C0036

出版社内容情報

中国経済は崩壊のプロセスに入った。このタイミングで日本はなぜ通貨スワップを結んだのか? 日米中の経済戦争の深層を明かす。トランプが米中貿易戦争を仕掛ける以前に、中国経済は崩壊のプロセスに入っていた! ドルの裏づけのない人民元の大量発行によって、人民元はフェイク・マネー化し、資金逃避がとまらないからだ。融資平台による融資は120兆円も減少し、信用パニックが始まった。習近平の窮余の一策が「一帯一路」にほかならない。ところがこのタイミングで日本は通貨スワップ協定を結んだ。なぜ日本は中国に協力するのか? その裏に見えてきた危機の深層を明かす。

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
著・文・その他

田村秀男[タムラヒデオ]
著・文・その他

内容説明

米中貿易戦争がなくても人民元帝国は崩壊するしかなくなった!

目次

第1章 米中貿易戦争は120%アメリカの勝ち(アメリカの強烈な制裁関税に中国はべたおりになった;これは「米中新冷戦」ではなく、「米中百年戦争」 ほか)
第2章 人民元帝国の崩壊が始まった(いいかげんな数字で実態がつかめない中国バブルの膨張ぶり;外貨準備が減少して人民元の“紙切れ化”に歯止めがかからない ほか)
第3章 中国の覇権主義を世界は許さない(ほころびが目立ち始めた中国の世界戦略;ブルネイのベネズエラ化も近いか? ほか)
第4章 習近平の「中国の夢」は消えつつある(習近平の部下たちは無能ばかり;習近平は解任を恐れてまだ四中全会を開催できていない ほか)
第5章 中国経済の崩壊に日本は巻き込まれてはならない(安倍訪中で人民元と円との通貨スワップが決まった;日中間の通貨スワップは中国を救うことにならないか? ほか)

著者等紹介

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年、石川県金沢生まれ。評論家。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪漫』企画室長、貿易会社経営などを経て、1982年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり独自の取材活動を続けている

田村秀男[タムラヒデオ]
産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員。1946年、高知県生まれ。1970年、早稲田大学第一政治経済学部卒業後、日本経済新聞社入社。ワシントン特派員、米アジア財団上級フェロー、香港支局長、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)などを歴任。2006年12月、産経新聞に転じ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラ

6
興味深く読みました。中国の詳しい事情については、このお二人から学ぶことが多いと感じます。ただ、経済事情についてかなり突っ込んだ議論を展開しているので、なかなかついていくのが難しかったです。まだ理解できていないことも多いと思いました。さて、この貿易戦争はどうなるのか……。2019/05/14

どん

3
金融、為替には強くないのでしっかり理解できたとはいえないが、中国という国の危うさがよくわかる。 素人的に、いま保たれている世界の秩序を崩壊させてしますのではないかと危惧する。 そうならないよう、日銀や財務省が日本の金をつぎ込んでいるなんて。 事実はどうなのか。都合よく隠されているのだろうが、なぜだろう。知りたくない、のままでは大変なことに巻き込まれてしまいそう。2019/06/12

terry

1
うーん、読んでブルーになった。日本、なんとかなるのか。2019/08/21

moshimoashitaga

0
なるほど。2019/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13507428
  • ご注意事項