ムーミンのおはなしえほん ムーミントロールと氷のおまつり

ヤンソン，トーベ〈Ｊａｎｓｓｏｎ，Ｔｏｖｅ〉/ヤンソン，ラルス【原作・絵】〈Ｊａｎｓｓｏｎ，Ｌａｒｓ〉/当麻 ゆか【訳】

徳間書店（2018/12発売）

• サイズ B4判／ページ数 26p／高さ 27cm
• 商品コード 9784198647469
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

フローレンとミイが、こっそり氷のおまつりにでかけちゃった！　追いかけなくちゃ！　はじめて冬の世界を楽しむムーミンの絵本。冬になり、ムーミンやしきでは冬眠の準備に大いそがし。けれどもその夜、氷のおまつりが開かれると知り、フローレンとミイは、こっそり出かけてしまいました。ふたりがまいごになったら大変、と、ムーミントロールとムーミンパパは、さがしにいくことに。ふたりの足跡を追っていくと、氷のはった湖につきました。色とりどりのちょうちんがかざられ、にぎやかなおまつりをみんなが楽しんでいます！　はじめて冬の日を楽しむムーミン一家のお話です。

トーベ・ヤンソン［トーベヤンソン］
著・文・その他

ラルス・ヤンソン［ラルスヤンソン］
著・文・その他

当麻ゆか［トウマユカ］
翻訳

内容説明

ムーミン谷に、この冬はじめてゆきがつもりました。ムーミンやしきでは、みんな冬眠のじゅんびをしています。ところがその夜、氷のおまつりがひらかれると知ったフローレンとちびのミイは、家をこっそりぬけだしてしまいます。ふたりをしんぱいしたムーミントロールとムーミンパパは、ゆきにのこるふたりのあしあとをたどっていきました。すると…？冬には外にでかけようとしなかったムーミンたちがはじめて、「氷のおまつり」を体験します！ムーミン谷へようこそ！トーベ＆ラルス・ヤンソンのオリジナルイラストによるムーミン谷のおはなしえほん。親子でいっしょに楽しめます。

著者等紹介

ヤンソン，トーベ［ヤンソン，トーベ］ ［Ｊａｎｓｓｏｎ，Ｔｏｖｅ］
１９１４年‐２００１年。フィンランドのヘルシンキ生まれ。作家、画家。１９４５年に執筆された『小さなトロールと大きな洪水』を皮切りに「ムーミン」シリーズを発表し、世界的に高い評価を獲得。国際アンデルセン賞をはじめ、数多くの賞を受賞した

ヤンソン，ラルス［ヤンソン，ラルス］ ［Ｊａｎｓｓｏｎ，Ｌａｒｓ］
１９２６年‐２０００年。フィンランドのヘルシンキ生まれ。フリーの作家として推理小説などを書いていたが、のちに姉のトーベとともにムーミンのコミックスを手がける。１９６０年から１９７４年までは、ひとりでコミックスの新聞連載を続けた

当麻ゆか［トウマユカ］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たーちゃん]

お話に出てくるオーロラを見て、息子は「オーロラってなぁに？」と。簡単に説明をしてから私が「お母さんも昔見に行こうか本気で悩んだんだけどやめたんだ」って言うと、息子は「どうして行かなかったの？」と。「他に行きたい所がいっぱいあったからだよ」と答えると「ふーん。そっかぁ。」と言っていました。いつか家族でオーロラを見られたら最高だなぁ。

2022/01/09

[AYUKO☆]

図書館、子供に読み聞かせ。子供がムーミンを知らない！？というので借りてきた。ミィのペットはクモなんだね。おまつりにいきたいと言う子供と、疲れて行きたくないパパ。パパの気持ちがよくわかる～。そんなムーミンの新作アニメが今年、フィンランドとイギリスで放送されるそう。早く日本でも放送してほしいなぁ。

2019/02/28

[すぅさん]

素敵なお祭り✨フローレンとミィの行動力には驚いたけど、そのお陰で新しい世界が知れたムーミン。冬眠も大事だけど少しくらい先伸ばしにして良かったね♪スナフキンもいたらもっと良かったね、ムーミン。

2020/12/25

[timeturner]

おまつり会場の絵がすごくきれい。ムーミンはやっぱり冬景色だなあ。オーロラつきのお祭り、行きたい！

2019/02/12

[遠い日]

ムーミントロールたちが冬眠することを、すっかり忘れていた。冬眠前に、ムーミン谷の氷のお祭りに初めて行ったムーミンたち。始めは反対していたムーミンパパも、その賑やかさと美しさに、引き込まれてしまう。オーロラが踊る空の下、澄んだ空気、きらめく灯。美しい夜の風景とお祭りの楽しさが、ムーミンたちを大きな満足感で包む。

2019/02/16