GHQ発禁図書開封 大東亜秩序建設/新亜細亜小論

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GHQ発禁図書開封 大東亜秩序建設/新亜細亜小論

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198647209
  • NDC分類 319.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

本当の世界史とは、東洋と西洋の対立、抗争、統一の歴史にほかならない。日本が戦わねばならなかった意味がここにある!戦後、GHQが恐れ禁書にした名著が復刻! 希代の碩学が、明治維新前夜に生まれた大東亜思想から、世界史における日本の存在意義、東洋・西洋の対立史までを紐解くと同時に、知られざる欧米の侵略史や国際連盟の欺瞞などを鋭く突く。戦後の西欧史観ではなく、日本やアジアから見た世界史がここにある! 、欧米に植え付けられ中韓に利用されてきた戦後史観を排すための最良のテキスト。戦後レジームからの脱却を目指す、いまこそ読むべき一冊!

大川周明[オオカワシュウメイ]
著・文・その他

内容説明

日本はなぜ戦わねばならなかったのか。歴史的必然を壮大なスケールから読み解いた名著が復活!西欧史観ではなく日本・アジアから見た世界史。GHQが抹殺した「欧米の侵略史」と「世界新秩序」とは。

目次

大東亜秩序建設(大東亜秩序の歴史的根拠;大東亜圏の内容および範囲;亜細亜・欧羅巴・日本)
新亜細亜小論(1(国民の二つの願い(昭十五・十)
帝国主義的南進論の克服(昭十五・十一) ほか)
2(アジア民族に告ぐ;ガンディを通してインド人に与う ほか))

著者等紹介

大川周明[オオカワシュウメイ]
1886年、山形県生まれ。戦前の代表的な思想家。1911年、東京帝国大学文科大学(印度哲学専攻)卒業。1915年、日本へ亡命してきたインド人ヘーラムバ・グプタと出会い、インド独立運動に従事。19年に満鉄入社、同社の東亜経済調査局、満鉄調査部に勤務。同年、北一輝、満川亀太郎らと猶存社を結成する。20年に拓殖大学教授に就任。25年、北、満川、西田税、安岡正篤らと行地社を結成。1932年、五・一五事件に関与したとして禁固5年の判決を受ける。37年に出所すると、日中戦争から日米戦争へと向かう時代のなかで、アジア主義、日本精神の復興を訴え、世論に大きな影響を与えた。日本思想界の象徴であり、その影響力の大きさから、戦後、その著作の多くがGHQによって発禁とされた。また、東条英機らとともにA級戦犯として起訴されるが、精神疾患を理由に不起訴となる。晩年はコーランの全文翻訳を成し遂げ、日本のイスラム研究に大いに貢献した。1957年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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templecity

6
戦前の思想家が欧米からアジアの解放を念頭に置いていたことが良くわかる。中国と闘っているのも欧米列強が来ている中、薩長で争っているようなもの。アジア同士が手を組んで解放することを一貫して唱えている。また、欧米では神が白人(アングロサクソン)にのみ権利を授け、それ以外の人種は奴隷となるというような教えであった。日露戦争で日本が勝った時、インドやトルコなどは歓喜だったことも想像できる。戦前は自信に満ちた日本であったが、戦後すっかり洗脳されてしまった。 2019/01/08

Ohe Hiroyuki

2
大東亜戦争下において、著者が各地で行ってきた「大東亜」についての講演録をまとめた一冊である。▼本書は、思想の吟味だけでなく、政治論の吟味もできる興味深い内容となっている。▼思想としては、ひたすら「東洋対西洋」の対立軸をベースに書かれている。だからこそ日華事変やインドの反日感情に苦言が呈されている。▼本書の後半には、コラム集が多く記さ、当時の時事も見ることができる。「大東亜」という思想は、国内世論を喚起させることはできても、国際社会を生き抜くことはできなかった。我が国の歩みを考えるにも必読の一冊。2019/09/08

肉欲棒太郎

1
大東亜共栄圏の建設は、アジア的規模において行われる「第二維新」であり、中国とインドと日本を合わせた「三国魂」の客観化・具体化であるとのこと。世界史を東洋vs西洋の視点から捉えた『亜細亜・欧羅巴・日本』は面白い。大川は日露戦争の世界史的意義を繰り返し強調しており、興味深かった。戦前の右翼は今と違いアジア主義なので、大川もアジア人同士で争うに至った日中戦争を憂い、日本と中国は団結して米英と闘えと扇動している。2019/01/03

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