出版社内容情報
ウォール街に身を置く著者は反中国の空気を肌身に感じている。従って「米中覇権戦争」は起こるべくして起き長期化すると読む。今回の米中貿易戦争は単なる通商分野におけるバトルではない。これまで米国は最先端技術を中国に盗まれ続けていた。これ以上看過するならば中国にトップランナーの地位から引きずり降ろされかねない。最先端技術における競争の確保、機密情報の流失阻止は米国の「国家戦略の根幹」を担うものである。従って今回の米国は徹底的に中国を叩き長期化することもいとわない・・・。この他前回すべての銘柄が高騰した袋綴じ企画も併せて掲載する。
大竹愼一[オオタケシンイチ]
著・文・その他
内容説明
ウォール街からの緊急報告。太平洋戦争突入前の日本の立場にいる中国。長期化する米中貿易戦争。
目次
序章 長期化する米中貿易戦争
第1章 マーケットのシグナルを見逃すな
第2章 ブレないトランプの怖ろしさ
第3章 ウォール街の総意
第4章 どう考えても不景気になる日本
第5章 脱デフレもアベノミクスも幻想にすぎない
第6章 投資の鉄則
第7章 「ドイツ」vs「その他の国」になった欧州
第8章 中国 滅びの方程式
付録 大竹愼一の動乱期の推奨銘柄
著者等紹介
大竹愼一[オオタケシンイチ]
米国在住。日・米・欧で30年以上第一線で活躍する辣腕ファンドマネジャー。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、ドイツ・ケルン大学、イギリスLSEに留学。野村総合研究所研究員、ロンドンのチェース・マンハッタン、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを経て独立。欧米ファンドのグローバル株部門でトップクォーターを続ける成績をあげる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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