2019長谷川慶太郎の大局を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198647094
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

米中の貿易戦争は米中の覇権戦争へと悪化していった。この覇権戦争に米国は短期間に勝利を収め世界経済は大きく飛躍する。今アメリカでは市民レベルまで反中国の動きが出てきている。その動きに火をつけたのが習近平の唱えた「中国製造2025」。このスローガンは製造業他全ての分野で中国が世界のトップになるというもの。まして中国はハイテク分野でアメリカの技術を盗み続け先端技術を進歩させてきた。アメリカは今こそ中国を叩き潰さないとトップランナーを脅かされる。貿易戦争から覇権戦争の様相を呈して米中両大国の争いはどうなる?そして日本はどうすればよいか?

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
著・文・その他

内容説明

米中貿易戦争から覇権戦争へ。米国の短期勝利で世界大好況の波が押し寄せる!大好況にそなえる日本の「秘策」

目次

第1章 米中覇権戦争の展開(覇権戦争のきっかけは中国製造二〇二五;関税以外に中国を締め上げる方法;米中覇権戦争の勝者はアメリカ;多国間交渉と二国間交渉の違い;NAFTA新協定は何をもたらすか?;自由貿易体制は絶対に阻止できない;絶好調のアメリカ経済)
第2章 中国の習近平体制は存続できるのか?(借金の削減から財政出動への転換;資本主義自由経済を発展させていく)
第3章 日本を変える「人手不足」&「キャッシュレス」(外国人労働者の受け入れと働き方改革;官民それぞれの力で活性化する日本経済;キャッシュレスで時代は大きく変わる)
第4章 経済が停滞し続けるヨーロッパ(トルコ・ショックの及ぼす影響;ヨーロッパ経済と難民問題)
第5章 朝鮮半島・中東・新興国の動向(米朝首脳会談と韓国経済;地政学的な重みを失った中東;BRICSの現状と展望)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

9
課題山積な2109年になりそうです。 貿易摩擦が世界規模で発生し、不穏な情勢に拍車がかかることが予想されます。武力解決の道へ進まないことを祈ります。2019/06/02

Lila Eule

8
世界のニュースの意味が正しく分かった気になれた。毎度のことながら論理の根拠の現実味に得心。ファーウェイへの制裁が始まったが、既にZTEへの制裁で勝ったアメリカの意図を知れた。米中覇権戦争が米国の勝利に終わり、行き着いた中国の姿には、現実味が。北朝鮮については既に溝に堕ち、南の経済にのまれていくと。その時、日本には覚悟すべき役割があると。銀行は、斜陽産業と。たしかドラッカーも日本の銀行員は多すぎと。独銀救済にメルケルが日本のメガに期待して、総理もメガも断ってると。日本は変えるべき点あるも、大分ましと思えた。2018/12/07

ヴァン

8
 いつもの長谷川慶太郎の最新版。本書ではトランプ政権について慎重な考察を試みている。いくら強気の勢いでトランプ発言が続いても自由貿易の体制は崩すことができないと説く。個人的には韓国の文在寅大統領の下降の可能性についての論述が興味深かった。2018/11/03

モビエイト

4
米中覇権戦争、日本を変えるキャッシュレス、人手不足と興味深いテーマ等がたくさんありました。日米貿易に関してはそんなに大きな問題にならない等、近々の課題に対してのテーマもあり良かったです。2018/11/25

愛理ちゃん88

3
年々、迫真の報告が薄れている。2019/04/14

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