出版社内容情報
アメリカが恐れた禁断の名著が現代かなづかいで読みやすく復活! 封印された日本人の本当の姿がここにあるアメリカ・GHQが日本人から隠し、奪いたかった「日本精神」とは何か? 戦前のベストセラー『日本二千六百年史』が復刻ヒットし、今、注目を集める大川周明だが、本書では横井小楠、石田梅岩、宮本武蔵、織田信長、上杉謙信、上杉鷹山など9人の歴史的偉人を取り上げ、さまざまな面から日本精神を分析。その影響力の大きさから、本書は戦後GHQから発禁処分を受けた。「戦後の終わり」が近づくいま、日本と日本人の本質を再確認するための必読書!
大川周明[オオカワシュウメイ]
著・文・その他
内容説明
GHQが恐れ、禁書にした「知の巨人」の名著!アメリカが日本人から奪いたかった「日本精神」とは?織田信長、宮本武蔵、上杉鷹山…9人の歴史的偉人から見えてくる日本人の魂。
目次
第1 横井小楠の思想及び信仰
第2 佐藤信淵の理想国家
第3 平民の教師石田梅岩
第4 純情の人平野二郎国臣
第5 剣の人宮本武蔵
第6 近代日本の創設者織田信長
第7 上杉鷹山の政道
第8 戦える僧上杉謙信
第9 頼朝の事業及び人格
著者等紹介
大川周明[オオカワシュウメイ]
1886年、山形県生まれ。戦前の代表的な思想家。1911年、東京帝国大学文科大学(印度哲学専攻)卒業。1915年、日本へ亡命してきたインド人ヘーラムバ・グプタと出会い、インド独立運動に従事。19年に満鉄入社、同社の東亜経済調査局、満鉄調査部に勤務。同年、北一輝、満川亀太郎らと猶存社を結成する。20年に拓殖大学教授に就任。25年、北、満川、西田税、安岡正篤らと行地社を結成。1932年、五・一五事件に関与したとして禁固5年の判決を受ける。37年に出所すると、日中戦争から日米戦争へと向かう時代のなかで、アジア主義、日本精神の復興を訴え、世論に大きな影響を与えた。日本思想界の象徴であり、その影響力の大きさから、戦後、その著作の多くがGHQによって発禁とされた。また、東条英機らとともにA級戦犯として起訴されるが、精神疾患を理由に不起訴となる、晩年はコーランの全文翻訳を成し遂げ、日本のイスラム研究に大いに貢献した。1957年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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