日本精神研究

電子版価格
¥1,089
  • 電書あり

日本精神研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198646998
  • NDC分類 121.04
  • Cコード C0021

出版社内容情報

アメリカが恐れた禁断の名著が現代かなづかいで読みやすく復活! 封印された日本人の本当の姿がここにあるアメリカ・GHQが日本人から隠し、奪いたかった「日本精神」とは何か? 戦前のベストセラー『日本二千六百年史』が復刻ヒットし、今、注目を集める大川周明だが、本書では横井小楠、石田梅岩、宮本武蔵、織田信長、上杉謙信、上杉鷹山など9人の歴史的偉人を取り上げ、さまざまな面から日本精神を分析。その影響力の大きさから、本書は戦後GHQから発禁処分を受けた。「戦後の終わり」が近づくいま、日本と日本人の本質を再確認するための必読書!

大川周明[オオカワシュウメイ]
著・文・その他

内容説明

GHQが恐れ、禁書にした「知の巨人」の名著!アメリカが日本人から奪いたかった「日本精神」とは?織田信長、宮本武蔵、上杉鷹山…9人の歴史的偉人から見えてくる日本人の魂。

目次

第1 横井小楠の思想及び信仰
第2 佐藤信淵の理想国家
第3 平民の教師石田梅岩
第4 純情の人平野二郎国臣
第5 剣の人宮本武蔵
第6 近代日本の創設者織田信長
第7 上杉鷹山の政道
第8 戦える僧上杉謙信
第9 頼朝の事業及び人格

著者等紹介

大川周明[オオカワシュウメイ]
1886年、山形県生まれ。戦前の代表的な思想家。1911年、東京帝国大学文科大学(印度哲学専攻)卒業。1915年、日本へ亡命してきたインド人ヘーラムバ・グプタと出会い、インド独立運動に従事。19年に満鉄入社、同社の東亜経済調査局、満鉄調査部に勤務。同年、北一輝、満川亀太郎らと猶存社を結成する。20年に拓殖大学教授に就任。25年、北、満川、西田税、安岡正篤らと行地社を結成。1932年、五・一五事件に関与したとして禁固5年の判決を受ける。37年に出所すると、日中戦争から日米戦争へと向かう時代のなかで、アジア主義、日本精神の復興を訴え、世論に大きな影響を与えた。日本思想界の象徴であり、その影響力の大きさから、戦後、その著作の多くがGHQによって発禁とされた。また、東条英機らとともにA級戦犯として起訴されるが、精神疾患を理由に不起訴となる、晩年はコーランの全文翻訳を成し遂げ、日本のイスラム研究に大いに貢献した。1957年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

讃壽鐵朗

3
格調高くかつ難解なる本2019/10/04

Ohe Hiroyuki

2
著者が考える「日本精神」を有する者9名を順々に紹介するものである。横井小楠から始まり、源頼朝で終わる内容になっている。▼「はしがき」に著者の研究の旅路が書かれているがなかなか興味深い。随分多感な日々を送っていたようである。▼昭和2年の刊行であるから、著者が40歳を過ぎたあたりの内容である。年齢を考えるとなるほどもっともな文体である。青年から壮年に至る男ほとばしる情熱が感じられる一冊である。▼ただし、本書は、知識を得る本とはいいがたいであろう。原典や周辺知識は別途入手されたい。2019/09/06

まきお

0
日本精神といえば李登輝元台湾総統の本を思い出すが、これは大東亜戦争前に書かれた日本の精神に影響を与えた人々を紹介している。 本書の中にはところどころ政治家に対する痛烈な批判が含まれている。 だからGHQが恐れ、禁書にしたのだろう。2019/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13169477
  • ご注意事項