甲子園、連れていきます!―横浜高校野球部食堂物語

電子版価格
¥1,287
  • 電子版あり

甲子園、連れていきます!―横浜高校野球部食堂物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198646400
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

日本一を目指し、血の滲む練習に明け暮れる球児たち。その強靭な肉体と精神を「厨房」から支え続けた人がいた。創部から71年を数える横浜高校野球部は、甲子園で通算51勝、春3度、夏2度の優勝を果たした。輩出したプロ野球選手は61人! この名門校の強さを培ってきたものは、名将と呼ばれた前監督の渡辺元智氏が自ら「食」にあると言う。グランドで活躍する選手もいれば縁の下の部員もいる。本書は血の滲む練習に明け暮れる球児たちを「厨房」から支えた続けた、その寮母と素顔の球児たちとの食堂物語。部活に励む中高生とその両親必見の書だ!

渡辺元美[ワタナベモトミ]
著・文・その他

内容説明

グラウンドで活躍する選手もいれば縁の下の部員もいる。陰で支え続けた寮母にしか見えてこない球児たちの素顔。本書は野球ばかりではなくすべてのスポーツに打ち込む子どもとその家族を元気づけるビタミン栄養剤だ!

目次

第1章 母の背中・父の足跡(うれしいはずの優勝も実はプレッシャーに!?;毎食100枚の食器を洗い、一日40合の米を研ぐ日々 ほか)
第2章 「食」は選手との大切なコミュニケーション(専門学校で学べたことと、合宿所でしか学べなかったこと;脱走に次ぐ脱走で気付かされたものとは!? ほか)
第3章 寮母として大切なこと(先輩キャプテン自ら後輩のために大改革;部員たちの成長を見ること、それが何よりもの幸せ ほか)
第4章 別れのとき、旅立ちのとき(選手たちの反応と母親たちの声、喜びを感じるとき;寮母と実母孫と監督の狭間 ほか)
横浜高校野球部合宿所 お昼の人気メニュー

著者等紹介

渡辺元美[ワタナベモトミ]
1970年、神奈川県生まれ。父・渡辺元智が横浜高校野球部の監督を務めていたため(2015年に勇退)、幼少期から野球部員とともに育つ。30歳を迎えるあたりから母・紀子(みちこ)が務めていた横浜高校野球部合宿所の寮母を引き継ぐ。2006年、横浜栄養専門学校卒業。2017年、管理栄養士免許を取得する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦焼酎(ミユキ)

20
やっぱり高校野球っていいわ。なんか他に高校野球ネタの本ないかなー?今年も張り付こう熱闘甲子園。2019/05/28

fukui42

6
ラジオでたまたま耳にして読みました。父が前横浜高校野球部渡辺監督。最初は家に生徒を住まわせていたのが、だんだん規模が大きくなり、そのたびに家を引っ越し。そして合宿所(寮)になり、母が寮母をしていたのを著者である娘が引き継いだ話。寮に入れるのは20名。毎日100枚の食器を洗い、一日40合の米を研ぐ日々ーーひえー。安全・安心好き嫌いなく食べれるよう献立を考える。凄いよね。住み込みではないけれど、親元を離れた選手たちの「母」として見守り相談にも乗る。愛甲さん。松坂さん、筒香さんのエピソードも寮母ならでは。サクッ2018/10/04

みさみさ

5
人生の勝利者たれ! 2019/02/16

ogak_

5
横浜高校野球部の寮母さんの奮戦記。寮生が食事をする姿は、テレビで見る強豪校の威圧感溢れる選手ではなく普通の高校生。当然、好き嫌いもある。練習でヘトヘトになった高校生に癒しとも言える空間を食堂に作った寮母さんの温かい親目線があり、卒業後も関係性は続いているという。寮生は家族で寮は家という位置づけで、全ての子達に接している姿は、親元を離れて越境入学してくる者には心強い存在だったのではと思う。技術論や精神論では表せない次元で、横浜高校の強さの本質が凝縮された内容。子供を預かる責任の重さを実感した一冊だった。2018/08/01

佐藤光弘

4
著者は横浜高校渡辺前監督の次女。物心ついたときには、野球部員と暮らす日々が当たり前に。 「ただ、忙しいだけの母の負担を少しでも減らすことができれば」と寮母の手伝いを始める。そして母の後を継いだ。 毎食100枚の食器を洗い、一日40合の米を研ぐ日々。 強豪校とはいえ、勝つときもあれば、負けるときも。すべての選手が試合に出られるわけではない。サポートにまわる部員がいてこそ。 プロに進む選手。大学、社会人で、野球を続ける選手ばかりではない。食を通じて取り合った3年間の絆。 大切なのは「人生の勝利者」たることだ。2019/01/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12927914
  • ご注意事項

最近チェックした商品