人は死にぎわに、何を見るのか―臨終の言葉でわかった死の過程と死後の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198645915
  • NDC分類 147
  • Cコード C0011

出版社内容情報

人は死の直前に何を思い、何を見るのか。言葉にはどんな思いがあるのか。言語学者が臨終の言葉を研究した超興味深い一冊!死を前にして、人は何を見て、何を感じるのか? 著者リサ・スマートは、父親を亡くした際に、極めて合理主義者で迷信など信じなかった父が、死の数日前から「天使と話をした」と言い始めることに衝撃を受けた。言語学者である著者は、人がいまわの際に発する語彙の豊富さに興味を引かれ、研究を開始。1,500人以上のいまわの際の言葉の研究をまとめた意欲策。ベストセラー『人は死なない』の東京大学名誉教授・矢作直樹先生絶賛!

リサ・スマート[リサスマート]
著・文・その他

レイモンド・ムーディ[レイモンドムーディー]
著・文・その他

プレシ南日子[プレシナビコ]
翻訳

目次

最期の会話が伝えること
最期の言葉の神聖なる道をたどる
死に近づくと、言葉が変化する
人は死ぬ前に大きな出来事の告知をする
大切な人に残す言葉
最期の日々に見られる力のこもった言葉
いまわの際の不可解な言葉を理解する
いまわの際の幻影とお迎え現象
言葉にならない最初の言葉と最期の言葉
死後も続くコミュニケーション〔ほか〕

著者等紹介

スマート,リサ[スマート,リサ] [Smartt,Lisa]
言語学者、教育者、詩人。人生の終わりに見られる謎めいた言葉を集め、解釈する、現在も継続中のファイナル・ワーズ・プロジェクトを創設。レイモンド・ムーディと共にホスピスや大学、会議などで、言語と意識に関するワークショップを開催。夫のジョンとジョージア州アセンズ在住

プレシ南日子[プレシナビコ]
翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。生命保険会社勤務後、ロンドン大学バークベックカレッジにて修士号取得(映画史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ベランダ

8
ベッドサイドで、いまわの際の不可解な言葉を聞き取れたら、死とはなにか?死後の世界はどうなってるのか?のヒントを得ることができる。死に際の現実ではありえない話やめちゃくちゃに思える言葉たちを否定したり、勝手な意味付けをしたりしないでそのままに注目して受け取っている。傾聴力って貴重で美しい。感動。死に際の人はデフォルトモードネットワーク全開だそうだ。私も13歳のとき自宅で看取られた曾祖母のうわ言が印象に残っている。とうに亡くなった兄弟に生前にかけた迷惑のお詫びを懸命にしていた。お迎えか脳内体験かは不明だけど。2021/08/19

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