内容説明
部員ゼロから20年かけて日本一に。その物語と育成メソッド。
目次
第1章 強化論―部員ゼロから日本一に(ボール一つないところからのスタート;勝利至上主義で見失った大切なこと ほか)
第2章 地域論―十文字スポーツクラブができるまで(超少子高齢時代を乗り切るために;地域社会から必要とされる存在になる ほか)
第3章 教育論―社会で活躍する女性を育てる(十文字が目指す「学園型地域総合スポーツクラブ」;「部活動」のメリット・デメリット ほか)
第4章 未来論―カレッジスポーツの可能性(なぜアメリカの女子サッカーは世界一なのか;アメリカの女子サッカーの裾野の広さ ほか)
著者等紹介
石山隆之[イシヤマタカユキ]
十文字学園女子大学カレッジスポーツセンター准教授。十文字フットボールクラブ(FC十文字VENTUS、十文字学園女子大学、十文字高等学校、十文字中学校、FC十文字VENTUSジュニアユース)総監督。1965年、東京都生まれ。都立小岩高等学校から日本体育大学に進学後、体育会サッカー部に入部するも挫折。その後、日本体育大学学友会ライフセービング部の第1期生となり、ビーチスプリントやビーチフラッグスの種目でライフセービング世界大会“レスキュー88”の日本代表選手に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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近江
0
後半が指導者、スポーツビジネスの参考書としてよくまとまった本。前半は十文字での経緯、体験談を元に考えのベースが書かれている。キャプテン論などは面白い。後半になるとなでしこリーグと日本の大学、アメリカのカレッジ&NCAAについてデータを元にした比較、考察、展望が書かれており、サッカー選手の現状やセカンドキャリア展望などあまり見えない部分も含め、客観性を含めて非常によくまとまっていて、参考書として優良な1冊だった。2021/06/18
鳥義賊
0
学校の部活動からスポーツクラブへの移行・共生は日本スポーツの課題。モデルは以前より示されていたけど実際にやるとどういう課題があるのかを興味深く読ませていただいた。こういう試みが公立校でも、また多種スポーツでも広く行われるようになるといいですよね。2019/08/21
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