出版社内容情報
本当にこの世からヤクザはいなくなるのか?元山口組顧問弁護士が初めて描いた現代極道論考集
内容説明
「ヤクザは絶滅危惧種」そう言って憚らない著者が長年のキャリアから「衰退の理由」、「日本になぜヤクザが存在するのか」、そして「再分裂した山口組の未来像」までを完全分析!
目次
第1章 「絶滅危惧種」としての現状
第2章 日本ヤクザの特異性
第3章 ヤクザの収入源
第4章 組織への人的供給
第5章 ヤクザと警察
第6章 山口組分裂と今後の展開
著者等紹介
山之内幸夫[ヤマノウチユキオ]
1946年、香川県小豆島に生まれる。大阪府立成城工業高校(現・成城高校)卒業後、早稲田大学法学部に進学。72年に司法試験に合格し、75年に大阪弁護士会に登録。三代目山口組本部長の小田秀臣組長の顧問弁護士を経て、84年に山口組顧問弁護士に就任する。こうした法曹としての稀有な活動は注目を集めるが、87年に弁護士会から「暴力団の顧問」は品位を害するとして懲戒処分。91年に大阪府警に恐喝未遂で逮捕される。6年に及ぶ裁判の末に無罪を勝ち取るが、2014年に建造物損壊教唆罪で在宅起訴(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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