出版社内容情報
英国を代表する絵本作家、ジュディス・カーが、九十歳を過ぎて出版した、感動の物語!アルバートさんは、旅先の海辺で、野生のアザラシの親子に出会いました。ところが数日後、母親アザラシが銃で撃たれて死んでしまい、母親なしでは生きられない赤ちゃんアザラシまで、銃で殺されそうになったのです。そこでアルバートさんは、赤ちゃんアザラシを引き取り、受け入れてくれる動物園を探すことに。けれども、動物園はなかなか見つかりません。アザラシのゆくえは…? 著者の父親の実話をもとに、著者の願いを込めて描いた感動の物語。
ジュディス・カー[ジュディス カー]
1923年、ベルリン生まれ。ナチスの迫害をのがれ、スイス、フランスに移住したのち、1936年渡英。ロンドンの美術工芸学校に学ぶ。テキスタイル・デザインの仕事やBBC放送の脚本担当などを経て、絵本を手がけるようになる。1970年に刊行された『わすれんぼうのねこ モグ』にはじまるモグのシリーズは今も愛され、読みつがれている。他の作品に『おちゃのじかんにきたとら』(童話館)、『もう一羽のがちょう』(評論社)などがある。
三原 泉[ミハライズミ]
1963年宮崎県に生まれる。東京大学文学部卒業。訳書に、『アリクイのアーサー』(のら書店)、『ねむれないふくろうオルガ』(偕成社)、『こちょこちょがいっぱい!』(ほるぷ出版)、『ソフィーとガッシー』『手と手をつないで』(BL出版)、「教会ねずみとのんきなねこシリーズ、『マドレーヌは小さな名コック』(徳間書店)などがある。
内容説明
ある日、アルバートさんは、海で、野生のアザラシの親子にあいました。お母さんにお乳をもらう、かわいい赤ちゃんアザラシ。ところが、母親アザラシは、死んでしまいました。母親をうしなった赤ちゃんアザラシを、助けたいと思ったアルバートさんは…?父親の実話をもとに、九十歳をこえたジュディス・カーが、ねがいをこめて描いた感動の物語。小学校低・中学年~
著者等紹介
カー,ジュディス[カー,ジュディス] [Kerr,Judith]
1923年ドイツ生まれ。ナチスの迫害をのがれ、スイス、フランスに移住したのち、1936年英国へ渡る。ロンドンの美術工芸学校に学ぶ
三原泉[ミハライズミ]
1963年宮崎県に生まれる。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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