出版社内容情報
凶弾に斃れた四代目山口組・竹中正久組長の弟で、その暴れっぷりから“ごじゃもん”と恐れられた伝説のヤクザの壮絶な生き様!分裂で揺れる山口組がかつて経験した大分裂抗争「山一抗争」。発端は1985年1月に起きた一和会系ヒットマンによる四代目山口組・竹中正久組長射殺事件だが、その竹中四代目の実弟で、竹中組組長として08年に他界した竹中武の生涯を、豊富なエピソードと躍動感のある筆致で描く実録小説。一和会への報復に執念を燃やすあまり山口組から離脱、ついには山口組から攻撃されるが、それにも耐え抜き、独立組織を守り通した男の生き様が鮮やかに蘇る!
山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
著者】山平重樹(やまだいら・しげき)1953年生まれ。著書にベストセラーになった「ヤクザに学ぶ」シリーズなど多数。アウトロー評伝に定評があり、映像化作品も多い。徳間書店の近著は「連合赤軍物語 紅炎」(徳間文庫、2011年)、「高倉健と任侠映画」(徳間文庫カレッジ、15年)、「異端者たちの最期」(15年)
内容説明
山口組が倒せなかった、ただ一人の侠。竹中武の生き様と知られざる素顔に迫る―。「週刊アサヒ芸能」の大人気連載、待望の書籍化!
著者等紹介
山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
1953年、山形県生まれ。法政大学文学部卒業後、フリーライターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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