犬とおばあさんのちえくらべ―動物たちの9つのお話

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198643416
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

出版社内容情報

犬のトムは、おばあさんのいすが大好き。そのいすにすわるために、トムは…? オランダの国民的作家による、動物のおとぎ話オランダの国民的作家アニー・M・G・シュミットによるおとぎ話集第三弾。おばあさんは、お気に入りのイスを持っていました。ところが、犬のトムも、そのイスが大好きで…? (「犬とおばあさんのちえくらべ」)。表題作ほか、名前をなくしてしまったために、ウサギとチェスをしつづけるはめになる女の子の話や、しっぽを二本持ち、ジャガイモばかりを食べるふしぎな動物の話など、動物が登場するゆかいな8話を収録。

アニー・M・G・シュミット[アニーエムジーシュミット]
1911?1995年。オランダのカペレ生まれ。子どものための物語、詩、劇の作家として活躍し、「オランダのほんとうの女王」とたたえられた。1988年に国際アンデルセン賞を受賞したほか、『魔法をわすれたウィプララ』で金の石筆賞を、『ペテフレット荘のプルック』『ネコのミヌース』で銀の石筆賞を受賞。オランダの国民的作家であり、「イップとヤネケ」シリーズをはじめ多くの作品が、ヨーロッパを中心に広く読みつがれている。

西村由美[ニシムラユミ]
東京外国語大学英米語学科卒。オランダ在住を経て、帰国後は外務省研修所などのオランダ語講師を担当。現在はオランダ語の翻訳で活躍。訳書に「イップとヤネケ」シリーズ、『アーベルチェの冒険』などのアニー・M・G・シュミットの作品のほか、『王への手紙』(トンケ・ドラフト)、「オオカミ少年ドルフィ」シリーズなど多数ある。

たちもとみちこ[タチモトミチコ]
1976年石川県生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。絵本製作やイラストレーション、映像の分野で幅広く活躍。また、クラフト作家としても活動し、レーベル「コロボックル」を立ち上げ、文房具、雑貨などをプロデュースしている。おもな絵本作品に『はだかの王様』『おひさまとかくれんぼ』、さし絵に『パン屋のこびととハリネズミ』など。

内容説明

『イップとヤネケ』などで知られるオランダの国民的作家が書いたおとぎ話のなかから、動物たちが登場する九話をあつめました。表題作のほか、女の子が、名前をなくしてしまったために、ウサギとチェスをしつづけるはめになる「チェスをするウサギとなくした名前」や、しっぽが二本あり、ジャガイモばかりを食べるふしぎな動物の話「しっぽが二本あるマルマドット」などを収録。国際アンデルセン賞受賞作家による、動物たちのゆかいなお話!小学校低・中学年~

著者等紹介

シュミット,アニー・M.G.[シュミット,アニーM.G.] [Schmidt,Annie M.G.]
1911~1995年。オランダのカペレ生まれ。子どものころから読書がすきで、図書館に勤めていたが、第二次世界大戦後は新聞社に就鈍。紙上に連載した『イップとヤネケ』(岩波書店)が評判となったのをきっかけに、子どものための物語、詩、劇の作家として活躍し、「オランダのほんとうの女王」とたたえられた。1988年に国際アンデルセン賞を受賞したほか、『魔法をわすれたウィプララ』(あかね書房・品切れ)と『オッチェ』(未訳)で、“金の石筆賞”を、『ペテフレット荘のプルック(上・下)』(岩波書店)と『ネコのミヌース』(徳間書店)で“銀の石筆賞”を受賞

西村由美[ニシムラユミ]
福岡県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。1984~1986年にオランダに住み、帰国後、外務省研修所などで講師としてオランダ語を教える。オランダ語圏のすぐれた児童書を意欲的に日本に紹介

たちもとみちこ[タチモトミチコ]
石川県生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒。絵本制作やイラストレーション、映像の分野で幅広く活躍。また、2001年に子どものマルチメディアを企画制作するレーベル「colobockle(コロボックル)」を立ち上げ、子ども服や雑貨、文房具や玩具などをプロデュースしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mntmt

28
オランダの児童文学。シュミットの本が好きだけど、わたしは、オランダ語ができないので、こうして日本語に訳されると、とてもありがたいです。2017/04/26

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
アニー・M.G.シュミットのおとぎ話風の短編集。動物たちが登場するおはなしを9話。『 チェスをするウサギとなくした名前 / やくそくを守ったゾウ / しっぽが二本あるマルマドット / 谷間の怪物とかなしみの歌 / 見えっぱりのオンドリ / オオカミの声と森の魔物 / 犬とおばあさんのちえくらべ / ネズミになった市長さん 』2022/06/03

みー

8
他館より。「ぞうのホートンたまごをかえす」と、同じお話が入っていた。色々な動物(怪物)が出てくるが、それぞれ個性があって面白い。短いお話ながら起承転結がしっかりしていて、一話一話の読後もスカッとしている。表題作の、わんこもいい味出しています♪私も多分、同じように引っかかると思うwww2017/05/25

みなかすみ@道北民

7
オランダでは有名な作家さんなのですね。一つ一つの短いお話がそれぞれ面白く、楽しめました。読みやすかったです。2017/05/28

ツキノ

7
オランダの国民的作家のおはなしを動物が出てくるものをセレクトした本。なかなかかわいらしく、しかもおもしろい話。小学校2、3年生くらいから楽しめそう。2017/05/14

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