出版社内容情報
大転換時代、生き残りの指針書『2017 長谷川慶太郎の大局を読む』の第2章「アメリカは派遣を捨て!こう変わる」でトランプはヒラリーに勝つと断言。見事的中させた。ではなぜそうなったのか!?著者はイギリスのEU離脱とトランプ現象は同根であり、世界は今、大転換点に突入していると説く。この大転換はイギリスやアメリカに留まらず日本、中国、ロシア、中東等に押し寄せ世界を激変させる。この大転換の本質と世界の動向を詳述する。
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『大波乱』恒例の好評シリーズ『2017 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。
内容説明
トランプの政策が見えてきた!経済・軍事・保護貿易・外交・エネルギー…まず、ヨーロッパ大衆の反難民感情はますます高まり、右派勢力が台頭し政権を奪取。さらに銀行の不良債権問題がそれに拍車をかけ保護貿易に走り、EUは崩壊の道をたどり始める。EU崩壊の影響を一番受けるロシアも完全に青息吐息状態に陥り、中国は世界的な保護貿易の高まりで「安かろう悪かろう」の製品が売れずがたがたに―。世界はいやがうえにも大恐慌の道を進む。しかし、この大恐慌は長く続くまい。
目次
第1章 トランプ大統領誕生は必然だった(アメリカ大統領選はデフレ時代の象徴;ホワイトハウスと連邦議会・政党との関係)
第2章 トランプの「経済政策」が見えてきた(政策発表はマスコミよりもネットを優先;金融規制の緩和と思い切った大型減税;経済重視のエネルギー政策への転換;シェール革命のさらに強い追い風が吹く;小さな政府・公共事業投資・自由貿易体制)
第3章 世界の警察官から撤退するアメリカ(一国から多数国の軍事力による安全保障態勢に変わる;軍事衝突を覚悟してもアメリカは中国を抑え込む)
第4章 日本の軍事と経済はこうなる(軍事面で日本はどんな国際貢献ができるのか?;鮮明になってきた黒田日銀の敗北;岐路に立っている日本企業の動向)
第5章 ヨーロッパ・ロシア・中国・韓国の奈落(保護貿易によって奈落に落ちるヨーロッパ経済;トランプ政権に期待を抱くプーチン政権に未来はない;権力闘争の渦中にある中国と韓国最大財閥が受ける試練)
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんかれ~
Lila Eule
ぴんく
モビエイト
ビリー
-
- 和書
- 人材論 講談社+α文庫
-
- 和書
- 東海の先賢群像 〈続編〉