出版社内容情報
掃除機に吸われてスーパーヒーローになったリスが少女を救う!? ユーモラスでほろりとする児童文学。ニューベリー賞受賞作。10歳の女の子フローラがある日、掃除機に吸い込まれかけたリスを助けると、リスは、普通とは様子がちがっていた。人間の話がわかり、タイプライターが打てるのだ。おまけに、ここぞというときには、空も飛べる! ところが、母さんがリスを殺そうと企んでいるとわかる。母さんは父さんと離婚して以来、仕事ばかり。フローラがいないほうが楽だとまで言いだし…? ユーモラスでほろりとする、人気児童文学作家2度めのニューベリー賞受賞作品。
ケイト・ディカミロ[ケイトディカミロ]
ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。児童書と大人向けの作品の両方の分野で活躍。『ねずみの騎士デスペローの物語』(ポプラ社)で初めての、本書『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』で二度めのニューベリー賞を受賞。その他の作品に『きいてほしいの、あたしのこと――ウィン・ディキシーのいた夏』(ポプラ社)などがある。自分が作家であることを幸運に思っている。料理は苦手だが、食べることは大好き。ミネソタ州ミネアポリス在住。
K・G・キャンベル[ケージーキャンベル]
ケニヤで生まれ、スコットランドで育つ。エディンバラ大学で美術史を学び、いくつかの職を経験した後、物語や絵を描く仕事を始めた。『レスターのひどいセーター』(未邦訳)でエズラ・ジャック・キーツ賞を受賞。
斎藤倫子[サイトウミチコ]
1954年東京生まれ。国際基督教大学語学科卒。おもな訳書に『メイおばあちゃんの庭』(あかね書房)、『シカゴよりこわい町』(東京創元社/産経児童出版文化賞)、『ライオンとであった少女』(主婦の友社)、『ダーウィンと出会った夏』(ほるぷ出版)、『サースキの笛がきこえる』(偕成社)、『わすれんぼうのねこモグ』(あすなろ書房)、『駅の小さな野良ネコ』(徳間書店)などがある。
内容説明
十歳のフローラは、作家の母さんとふたりぐらし。自分のことは「ひねくれ屋」と思っている。母さんは父さんと離婚して以来、仕事ばかり。ある日フローラが、となりの家の庭で掃除機にすいこまれかけたリスを助けると、リスのようすがふつうとはちがう―片手で掃除機を持ちあげるくらい、力持ちになっている!おまけに人間の話がわかるようだし、タイプライターも打てて、空まで飛べる!フローラは、そのリスをこっそり飼うことにした。ところが、リスが姿を消した―ひょっとして、母さんが連れ去った…?リスをめぐるドタバタをとおして、さみしさをかかえた少女とそのまわりの人たちとの心のふれあいをあたたかく描きます。ユーモラスでほろりとする、実力派作家二度めのニューベリー賞受賞作品。小学校中・高学年~
著者等紹介
ディカミロ,ケイト[ディカミロ,ケイト] [DiCamillo,Kate]
米国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。児童書と大人向けの作品の両方の分野で活躍。『ねずみの騎士デスペローの物語』(ポプラ社)で初めての、『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』で二度めのニューベリー賞を受賞。ミネソタ州ミネアポリス在住
キャンベル,K.G.[キャンベル,K.G.] [Campbell,K.G.]
ケニアで生まれ、スコットランドで育つ。エディンバラ大学で美術史を学び、いくつかの職を経験した後、物語や絵を描く仕事を始め、絵本作家、イラストレーターとして活躍。『レスターのひどいセーター』(未邦訳)でエズラ・ジャック・キーツ賞新人賞を受賞。南カルフォルニア在住
斎藤倫子[サイトウミチコ]
1954年東京生まれ。国際基督教大学語学科卒。訳書に『シカゴよりこわい町』(東京創元社/産経児童出版文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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