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出版社内容情報
社会学者・開沼博氏、絶賛!「日本一の歓楽街の舞台裏に蠢く『現代日本』。その事実に覗くリアリティに圧倒された」古き佳き時代の遊郭の面影を残す伝説の歓楽街、大阪・飛田新地。営業許可がおりて一〇〇年となる今年、大きな変革が訪れた。全国の観光地、商業施設を訪れて大枚をはたく中国人たちの「爆買い」が欲望の矛先をこの街に向けたのだ。言葉の壁、嗜好の異なる「遊び」の仕方と対峙することになった遊郭と女性たち、そして節目の年を迎えたこの街はどう変わるのか――。元遊郭経営者で、飛田に女性を紹介するスカウトマンを務めた著者が描く知られざる実態。
杉坂圭介[スギサカケイスケ]
大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者にへ。10年間店の経営に携わった後、名義を知人に譲り、現在女の子のスカウトマンとして活躍している。著書に『飛田で生きる』。
内容説明
「爆買い」中国人と伝説の歓楽街の知られざる攻守。NHKのカメラに撮影され、欲望の観光客が世界中からやってくる営業許可一〇〇年を迎えた色街。元遊郭経営者が記す、異界の今!
目次
第1章 お客は中国からやって来る
第2章 新たな市場が生まれた
第3章 スカウト廃業
第4章 再び、飛田へ
第5章 すべてを受け入れる女たち
第6章 面接の現場にて
第7章 「国際線CA」が飛田で働く理由
第8章 トラブル
著者等紹介
杉坂圭介[スギサカケイスケ]
大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者へ。一〇年間、店の経営に携わったあと、名義を知人に譲り、飛田で働く女の子たちをスカウトする仕事に従事する。その後、スカウトを辞め、故郷に戻っていたが、再び、飛田での仕事の声がかかり、現場復帰を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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