世界はこう動く「国際篇」 日&米堅調 EU&中国消滅

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198641610
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

全て材料は出し尽くしたので最後はあなたの判断力を信じなさい。今の世界経済はとても微妙な時期を迎えているのだから。世界経済は好不況と完全に二分割された。好調の日米に引っ張られるのか不調のEU中国に飲み込まれるのか。今その瀬戸際に立たされている。経済の流れの読み方を誤ると手痛い打撃をこうむることになる。転ばぬ先の杖。ご一読をすすめる。

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『大波乱』『株価上昇はまだまだ続く!』『世界はこう激変する』恒例の好評シリーズ『2016年 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。

田村秀男[タムラヒデオ]
1964年高知県生まれ。1970年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。同年日本経済新聞社入社、1984年?88年ワシントン特派員。その後、経済部編集委員、米国アジア財団上級客員研究員を経て1966年日経香港支局長、99年東京本社編集委員となる。2006年産経新聞に移籍。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員となる。2004年から母校で国際政治経済研究講座を受け持つ。著書に『人民元、ドル、円』他多数あり。

内容説明

世界の主役に躍り出た日本が為すべきこと。好不況二極分解する世界経済のトレンド。

目次

第1章 流出が止まらない「中国の資本」(ダボス会議での黒田総裁の発言が意味しているもの;SDRをめぐる中国政府の資産逃避と資本規制のジレンマ ほか)
第2章 深刻度増すヨーロッパ経済(中国が支えたリーマン・ショック後の世界の景気;セレモニー化していく多国間の首脳会議や経済会議 ほか)
第3章 混乱を恐れ中国をゾンビにした国際社会(中国への反発を強めている東南アジア諸国の人々;固定資産投資が続かなければ中国共産党体制が崩壊する ほか)
第4章 日米関係は世界経済の基軸(景気がしっかりしているアメリカが持っている強味;株高に引っ張られて景気がよくなるのがアメリカ経済 ほか)
第5章 一触即発の危機を迎えた東アジア(虚勢を張れば張るほど国際的な孤立が深まる金正恩書記;北朝鮮の核ミサイルの脅威に最もさらされているのは中国 ほか)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞

田村秀男[タムラヒデオ]
1946年高知県生まれ。1970年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。同年日本経済新聞社入社、1984年~88年ワシントン特派員。その後、経済部編集委員、米国アジア財団上級客員研究員を経て1996年日経香港支局長、99年東京本社編集委員となる。2006年産経新聞に移籍。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員となる。2004年から母校で国際政治経済研究講座を受け持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Lila Eule

6
中国の崩壊回避に日銀も財務省も手を貸していると。日銀総裁のダボス会議での資本規制を認めるような発言は、中国から資産をドルや海外資産に逃がす動き防止の支援となり、中国が望むところと。中共は長谷川氏は2020年までもつまいと。田中氏はしぶとくもたすと。北は米中握って中国が電撃で倒す可能性もあると。北のミサイルは中国に一番脅威と。北と中国の人脈は完全に消されたと。東アジアは中国の正体に離反する傾向と。米は世界一の産油国になり、人口も増加しつづけ、今後も堅調。再び、米金融界が世界を支配するようだ。2016/07/09

kiki

3
昨年のダボス会議での黒田総裁の中国の資本規制発言は、IMFと約束した金融市場の自由化でSDR(特別引き出し権)を得た中国と逆行する。同総裁の海外発信力の強さに頼もしさを感じる。中国は援護を得た。中国経済の悪化が著しい。国有のゾンビ企業が多く、最低600万人のリストラの可能性。言論統制が強く発言の自由がないため、国の指示以外の技術革新が起こらない。中国で信用恐慌が起こらないのは国内銀行を国が保護しているため。米中は北朝鮮問題では協力し、南シナ海問題では対立。ロシアも脱石油経済のため日本との関係強化に働く。2017/01/15

根本隼

3
失業率や有効求人倍率を見れば日本は堅調だし、アメリカも基本的には堅調。大統領がクリントンになれば日米同盟は堅固な状態を保てるはず。ただ、日本の労働生産性はそれほど高くないので、人口減少が進むなかでどうやって潜在成長率を高めていくのかが注目ですね2016/10/02

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