出版社内容情報
全て材料は出し尽くしたので最後はあなたの判断力を信じなさい。今の世界経済はとても微妙な時期を迎えているのだから。世界経済は好不況と完全に二分割された。好調の日米に引っ張られるのか不調のEU中国に飲み込まれるのか。今その瀬戸際に立たされている。経済の流れの読み方を誤ると手痛い打撃をこうむることになる。転ばぬ先の杖。ご一読をすすめる。
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『大波乱』『株価上昇はまだまだ続く!』『世界はこう激変する』恒例の好評シリーズ『2016年 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。
田村秀男[タムラヒデオ]
1964年高知県生まれ。1970年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。同年日本経済新聞社入社、1984年?88年ワシントン特派員。その後、経済部編集委員、米国アジア財団上級客員研究員を経て1966年日経香港支局長、99年東京本社編集委員となる。2006年産経新聞に移籍。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員となる。2004年から母校で国際政治経済研究講座を受け持つ。著書に『人民元、ドル、円』他多数あり。
内容説明
世界の主役に躍り出た日本が為すべきこと。好不況二極分解する世界経済のトレンド。
目次
第1章 流出が止まらない「中国の資本」(ダボス会議での黒田総裁の発言が意味しているもの;SDRをめぐる中国政府の資産逃避と資本規制のジレンマ ほか)
第2章 深刻度増すヨーロッパ経済(中国が支えたリーマン・ショック後の世界の景気;セレモニー化していく多国間の首脳会議や経済会議 ほか)
第3章 混乱を恐れ中国をゾンビにした国際社会(中国への反発を強めている東南アジア諸国の人々;固定資産投資が続かなければ中国共産党体制が崩壊する ほか)
第4章 日米関係は世界経済の基軸(景気がしっかりしているアメリカが持っている強味;株高に引っ張られて景気がよくなるのがアメリカ経済 ほか)
第5章 一触即発の危機を迎えた東アジア(虚勢を張れば張るほど国際的な孤立が深まる金正恩書記;北朝鮮の核ミサイルの脅威に最もさらされているのは中国 ほか)
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞
田村秀男[タムラヒデオ]
1946年高知県生まれ。1970年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。同年日本経済新聞社入社、1984年~88年ワシントン特派員。その後、経済部編集委員、米国アジア財団上級客員研究員を経て1996年日経香港支局長、99年東京本社編集委員となる。2006年産経新聞に移籍。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員となる。2004年から母校で国際政治経済研究講座を受け持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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