出版社内容情報
片や海外特派員として片や元日銀記者として現場を熟知する著者だから解るマイナス金利の真相ワシントン、香港特派員として常に国際経済の最前線で活動している田村氏とその先見力と現状分析には定評がある長谷川氏ががっぷり四つに組んで「世界経済の今」をミクロ&マクロ的視点で読み解く。ミクロ篇ではマイナス金利の本当の狙い白日も下にさらす。マクロ篇では堅調さを保つ日米と消滅危機のEUと中国の現状をリポートし、世界経済がどう動くか徹底討論する。
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『大波乱』『株価上昇はまだまだ続く!』『世界はこう激変する』恒例の好評シリーズ『2016年 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。
田村秀男[タムラヒデオ]
1964年高知県生まれ。1970年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。同年日本経済新聞社入社、1984年?88年ワシントン特派員。その後、経済部編集委員、米国アジア財団上級客員研究員を経て1966年日経香港支局長、99年東京本社編集委員となる。2006年産経新聞に移籍。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員となる。2004年から母校で国際政治経済研究講座を受け持つ。著書に『人民元、ドル、円』他多数あり。
内容説明
ますますマイナス金利は拡大する。真の狙いは金融機関の再編・統合。
目次
第1章 マイナス金利は日本経済をこう動かす(初めて日銀当座預金に導入されたマイナス金利;マイナス金利につながった日銀総裁のリーダーシップ ほか)
第2章 “マイナス金利効果”はこれから出てくる(アナウンスメント効果だけでも目を見張る動きが生まれた;中央銀行は景気にも責任を持たなければならない ほか)
第3章 脱デフレは可能なのか(人口減少の日本であっても経済を成長させていくのが当然;格差拡大を防ぐために経済のパイを大きくしなければならない ほか)
第4章 いまこそ民間の代わりに政府が資金を使え(アベノミクスは「脱デフレ」につながるものだったのか?;赤字を増やさないために緊縮財政をやめない安倍政権 ほか)
第5章 消費増税延期をめぐる安倍政権の思惑(緊縮財政での消費税増税は内需を冷やしてしまう;安倍首相が普天間問題で裁判所和解案を受け入れた理由 ほか)
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞
田村秀男[タムラヒデオ]
1946年高知県生まれ。1970年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。同年日本経済新聞社入社、1984年~88年ワシントン特派員。その後、経済部編集委員、米国アジア財団上級客員研究員を経て1996年日経香港支局長、99年東京本社編集委員となる。2006年産経新聞に移籍。産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員となる。2004年から母校で国際政治経済研究講座を受け持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lila Eule
Ken imoto
Humbaba
kiki
-
- 和書
- スマート韓国語 〈初級〉
-
- 和書
- 帰路 ポエジー21