出版社内容情報
世界経済の明と暗、その潮目を読み間違えるな!指針はここにある。
米国利上げによる新興国経済の崩壊。それにに追い打ちをかける原油安。崩壊寸前の中国SDR入りによる世界金融の不安定化、イスラム国による難民に苦しむヨーロッパ。一人勝ちだったドイツもフォルクス・ワーゲン問題に揺れる。ロシアとて例外ではない。ルーブル安に歯止めがかからず外貨を使い果たしてしまった。ボロボロの世界にわずかな光明を見せているアメリカと日本。日米両国が世界経済を牽引していくことは可能なのか!?
【著者紹介】
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『大波乱』『株価上昇はまだまだ続く!』恒例の好評シリーズ『2016年 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。
目次
第1章 アメリカの利上げで世界はこうなる(利上げ後もさらに上向くアメリカ経済;明暗が分かれる二つの新興国 ほか)
第2章 悪貨(中国人民元)が世界を脅かす(中国人の資産が海外へどんどん逃げる;ハードランディングしかない中国経済 ほか)
第3章 IS不況のヨーロッパ(中国頼みと掛け声だけの金融緩和;シリアの内戦とイラクの混乱が難民問題の元凶 ほか)
第4章 アベノミクスの新ステージに入った日本(新三本の矢と一億総活躍社会;参院選を見据えて動いた安倍政権 ほか)
付章 日本企業を両断する(会員からの質問1 2015年12月25日 電子部品メーカー株の将来性;会員からの質問2 来年の日経平均は上がらない? ほか)
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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