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世界はこう激変する―2016‐17長谷川慶太郎の大局を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198641122
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

世界経済の明と暗、その潮目を読み間違えるな!指針はここにある。

米国利上げによる新興国経済の崩壊。それにに追い打ちをかける原油安。崩壊寸前の中国SDR入りによる世界金融の不安定化、イスラム国による難民に苦しむヨーロッパ。一人勝ちだったドイツもフォルクス・ワーゲン問題に揺れる。ロシアとて例外ではない。ルーブル安に歯止めがかからず外貨を使い果たしてしまった。ボロボロの世界にわずかな光明を見せているアメリカと日本。日米両国が世界経済を牽引していくことは可能なのか!?

【著者紹介】
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『大波乱』『株価上昇はまだまだ続く!』恒例の好評シリーズ『2016年 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。

目次

第1章 アメリカの利上げで世界はこうなる(利上げ後もさらに上向くアメリカ経済;明暗が分かれる二つの新興国 ほか)
第2章 悪貨(中国人民元)が世界を脅かす(中国人の資産が海外へどんどん逃げる;ハードランディングしかない中国経済 ほか)
第3章 IS不況のヨーロッパ(中国頼みと掛け声だけの金融緩和;シリアの内戦とイラクの混乱が難民問題の元凶 ほか)
第4章 アベノミクスの新ステージに入った日本(新三本の矢と一億総活躍社会;参院選を見据えて動いた安倍政権 ほか)
付章 日本企業を両断する(会員からの質問1 2015年12月25日 電子部品メーカー株の将来性;会員からの質問2 来年の日経平均は上がらない? ほか)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

9
1)個人投資家が株で儲けたいのならマスコミや証券会社の言うことに惑わせれてはいけない。これだけは間違いなく言えますね。2)原油10ドル台になっておかしくないとのことだが、これははずれ。3)中国の富裕層や企業幹部が国債を買っているとは知らなかった。まだ続いているのだろうか? 4)マスコミは盛んに南シナ海での飛行場建設を騒いでいたが、サンゴ礁の上では戦闘機が持ちこたえないと。そこまできちんと調べて報道すべきなのに、いかにも戦争が起こるように煽っているようにしか見えないが。5)習近平は軍を掌握してないようだね?2017/02/04

だろん

8
毎度の老われてますます闊達な長谷川レポート…日本経済、今回も前向きな見通しw 混沌とする世界情勢と乱高下を繰り返す株式市場、さらにネガティブ好きな日本のマスゴミに翻弄されてては損をするサイクルだというのはわかるけど、法人減税や軽減税、臨時給付金あたり、ちょっとアベマンセーすぎるような気もする。まあ中国や韓国、それにエネルギーにあまり関わりのない企業なら、今年は下がればコーフンしないでそくさくと買いなんだろうけどね。2016/03/31

ハパナ

6
2016年2月29日第1刷。アメリカの利上げ/逆オイルショック/人民元SDR採用/中国経済・軍/IS/難民/欧州車メーカー/ロシア/アベノミクス/質疑応答。 シェールオイル・ガスの台頭はエネルギーの価格や編成を大巾に変え、ある種産業革命の様な移行期的変遷をもたらしているのではないだろうか。その流れによる旧来オイルマネーの目減りが、短期的に株価へと影響を与えていると思う。しかし、長期的に地政学にも絡んでくる石油・ガス・水に代わる強力な要素とは、一体何になって行くのだろうか。これからの成行が楽しみです。2016/03/06

ニシムラサキ

2
国際情勢の流れを掴むのに丁度よい。今回のキーワードは米国利上げ。時事問題を取り上げているので、旬のうちに読むべきである。しかし「緊急」版とは大げさだ。付章に具体的な銘柄の解説がある。こんなの読んだだけで株が勝てるわけないだろうが。そういえば今年は日経25000円まで行くと言い張っている。去年も同じことをほざいていた。この人の言うとおり株式投資をしたら悲惨なことになるだろう。それでもいろいろと良い参考にはなるので、私は長谷川氏の著書は読み続けている。ITに関する情報はいつものように少ない。 2016/02/20

きぶんてんかん

0
巻末の株価の読みは大きく外れていると思う。2016/07/10

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