日本人への遺言

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198641115
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

墓場に行く前にこれだけは言っておきたい、両巨頭の魂の叫び!です。

両巨頭による初の本格的日本人論。現在の日本人の内向き志向とエゴイズムには堪忍袋の緒が切れた。平和は何もしなくても守れ、マスコミは売らんかな主義でウソの従軍慰安婦問題を流布する。で、周囲の国々を見渡せば、ありもしない「歴史的事実」をふり回し、日本にカネをせびる。高倉の健さんが生きていればドスを持って殴り込みに行くところだが生憎日本は法治国家。ぐっと我慢して日本人はさらに知性を高め世界平和に邁進しなければならぬのだ。

【著者紹介】
上智大学名誉教授。1,930年生まれ。1955年上智大学院修士課程修了。ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックスフォード大学留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)。歴史、文明、社会など幅広い分野において、深い学識に裏打ちされた鋭い評論を展開し続けている。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。『知的生活の方法』『封印の金現代史』『裸の総理たち32人の正体』『渡部昇一 青春の読書』『英語の早期教育・社内公用語は百害あって一利なし』など専門の英語学以外の歴史・古典・政治・人生論等の著作多数あり。

内容説明

命あるかぎり言い続ける、移民問題・核・反原発・ユネスコ南京事件・従軍慰安婦の解決策etc。

目次

第1章 「断言する!!従軍慰安婦など存在しない」
第2章 お人好し日本人が目覚めたナショナリズム
第3章 国の安全はこうして守れ!
第4章 消費税を一〇パーセントにしたらアベノミクスは潰れる!
第5章 日本国憲法は無効だ
第6章 これからは「直感」の時代になる
第7章 われわれは提言する

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。1930年生まれ。1955年上智大学大学院修士課程修了。ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックスフォード大学留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)。歴史、文明、社会など幅広い分野において、深い学識に裏打ちされた鋭い評論を展開し続けている。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。歴史・古典・政治・人生論等の著作多数あり

日下公人[クサカキミンド]
1930年、兵庫県生まれ。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く予見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

TheWho

18
上智大学名誉教授の渡部昇一と元長銀取締役の日下公人の両保守論客が、今の日本人に切実に訴える対談本。まず定番の従軍慰安婦問題から始まり、目覚めつつある日本人のナショナリズム、そして日本の国防、経済、憲法、教育迄話題が展開していく。面白い意見として、核兵器を持たなくても原発廃棄物のプルトニュウムをバラまくだけで核兵器と同等の抑止力を確保出来ると云う。そして少子高齢化の日本で移民受入は阻止し、日本人自ら働く事が必要だと両論客は力説している。既に80歳を超える両論客の私たちへの遺言とも云える一冊です。2016/08/08

T坊主

9
1)尊敬している両氏の対談。2)単純労働者の移民受け入れは反対。大いに賛成、今のEUを見てもわかるように、大きな問題に発展している。又、介護者に外国人を就労させることも、大いに問題あり。そんなことよりも、日本の伝統である、大家族主義を進めていく事こそ、色々な問題が解決していくことになるのでは。人口が減って、金儲けを優先にしていたら、将来に大きな災いを残すことになる。日本人は井の中の蛙だから、自分達と同じ考えだと思っている人が多いのだろが、残忍、狡猾、騙し等性悪説の人の方が多いことを知るべきであろう。2016/11/23

たっちゃん

3
対談本ならではのやり取りがとても面白かったです。それぞれの歴史観があるので、多少の衝突もあったところが面白さをより際立たせていたと思います。2017/02/04

ひらり庵

1
20年前のテレビ東京「新世紀歓談」でよく対談していた2人の初の対談本。歴史認識、憲法無効論、移民反対などお馴染みの論点の他に、日下氏ならではの発想として、プルトニウム武器転用論、高速道路整備無用論、など新たな視点も提出されている。この発想はなかった。また、渡部氏らしい視点としては、日本人はうまい英語をネイティブのような早口の英語と誤解するが、外国人が喋るならゆっくりした英語の方がネイティブは評価する、という点。これに照らすと安倍首相の英語演説はうまいらしい。またマスコミの印象操作に騙されていた。2017/12/09

都人

1
渡部氏の発言は予想がつくが、日下氏の発言はいつも私の想像を超えて面白い。2016/08/06

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