出版社内容情報
サボタはねがっていました。いつかだれかがやってきて、ぎゅっとだきしめてくれることを……
サボタは、ちいさな子どものサボテンです。いろんなサボテンたちと、大きなサボテンやしきで暮らしています。サボテンたちはいつもきれいに並んでいて、けっして相手にさわることはありません。相手に近づくことは失礼だからです。でもサボタはいつもぎゅっとだきしめてほしいと願っていました。ある日、サボテンやしきにみしらぬだれかがきて、サボタに近づいてくると…? 「だきしめてほしい思い」を描いた、心がほっとあたたまる絵本です。
【著者紹介】
イタリアのサルデーニャ生まれ。イタリア国立映画学校でアニメーションを、イギリスのケンブリッジ大学大学院で、児童書のイラストレーションを学ぶ。ケンブリッジ大学大学院修了時には、最も有望な卒業生に贈られる、セバスチャン・ウォーカー賞を受賞。卒業後、フリーランスで子どものテレビ番組の2Dアニメーターとして活躍し、イタリアで絵本を出版。現在はロンドンに拠点を置き、創作活動をおこなっている。
内容説明
サボタは、ちいさなこどものサボテンです。サボテンやしきでいっしょにくらすサボテンたちは、いつもきれいにならんでいて、あいてにくっつくことはありません。あいてにちかづくのは、なによりもしつれいなことだからです。でも、サボタはだれかにぎゅっとだきしめてほしいとおもっていました。あるひ、サボタのちかくにみたことのないだれかがやってきて…?「だきしめてほしい思い」を描いた、心がほっとあたたまる絵本です。3さい~
著者等紹介
チラオロ,シモーナ[チラオロ,シモーナ] [Ciraolo,Simona]
イタリアのサルデーニャ生まれ。イタリア国立映画学校でアニメーションを、アングリア・ラスキン大学ケンブリッジ・スクール・オブ・アートの大学院で、児童書や絵本のイラストレーションを学ぶ。2014年に、最も有望な卒業生に贈られるセバスチャン・ウォーカー賞を受賞。卒業後、絵本の制作をしながら、子ども向けテレビ番組の2Dアニメーターとして活躍。ロンドン在住
おびかゆうこ[オビカユウコ]
小比賀優子。国際基督教大学教養学部語学科卒。出版社勤務の後、ドイツ留学を経て、子どもの本の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
わむう
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
ふじ
たまきら