出版社内容情報
社会問題である「格差社会」のしくみやカラクリとは‥‥ディートンの経済理論を図解でわかりやく解説していく一冊
2015年ノーベル経済学賞の受賞者、米・プリンストン大学経済学部教授アンガス・ディートン。彼の経済理論の根底は格差社会の問題点を言及している点である。日本でもまだまだ格差社会は問題視されている。これは資本主義社会では避けることの出来ない要因のひとつかも知れない。アメリカをはじめ、日本でも起きている「格差社会」のしくみやカラクリとは‥‥ディートンの経済理論を図解でわかりやく解説していく一冊。
【著者紹介】
1963年4月22日、群馬県館林生まれ。明治大学商学部卒。大学卒業後、出版社に入社。漫画雑誌、競馬雑誌の編集長を経て書籍編集の業務に従事。主に自己啓発、心理学、経済、ギャンブル、サブカルチャー関連の書籍を担当。その後独立してフリーに。話し方関連で担当した書籍の累計発行部数は約100万部を超える。著書に『うっかり使うと笑われる恥ずかしい敬語』『もっと知りたい世の中のしくみ』(ダイアプレス・刊)がある。
内容説明
格差はどうして起きてしまうのか?消費税10%導入時期は適正か?収入と幸福度は比例しない?日本の問題点が見えてくる経済理論。
目次
第1部 ディートンが唱える格差と貧困(格差はどうして起きてしまうのか―世界が今直面している格差のメカニズム;お金が増えても幸福度が増えるとは限らない―幸せはお金に換算することができるか?;健康の格差とはいったい何を示しているのか―「健康格差」は最もひどい不公平のひとつ ほか)
第2部 世界の貧困問題と格差社会(狩猟時代には格差はなかった―格差社会が生まれた時代的背景の考察;経済的不平等が起こす問題点―国家間の格差と個人格差が同時に発生;世界の所得格差の現状―国家の成長と格差問題との関係 ほか)
第3部 ディートンの経済理論と日本の未来(日本の格差社会の現状はどうなっているのか―現実を直視することからみえてくる問題点;長寿大国・日本が抱えている真の問題点―超高齢化社会を迎え、その問題点を抉る;高齢化社会で問題視されている「老後破産」―独り身の高齢者が現実に迎えてしまう悲惨な未来 ほか)
著者等紹介
大谷清文[オオタニキヨフミ]
1963年4月22日、群馬県館林市生まれ。明治大学商学部卒。大学卒業後、出版社に入社。漫画雑誌、競馬雑誌の編集長を経て書籍編集業務に従事。主に、自己啓発、経済、心理学、ギャンブル、サブカルチャー関連の書籍を担当。その後独立してフリーに。話し方関連で担当した書籍の累積発行部数は約100万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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