内容説明
多くの設定資料とともに語られるファイアーエムブレムの制作秘話。なぜ覚醒することができたのか?背水の陣で臨んだ集大成とアイデア発想の方法。2Ver.の販売方法、Live2Dといった技術の導入。新たな試みを続ける挑戦のドラマ。『ファミコンウォーズ』を原点としたシリーズ誕生の秘密とその軌跡。インテリジェントシステムズから、25年分の資料を発掘。幻のWii版や『暗闇の巫女』といった資料も初掲載。また25周年イベント「ファイアーエムブレム祭」のレポートやインテリジェントシステムズの社内潜入レポートなど、すべての『ファイアーエムブレム』ファンに捧げる究極の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソノダケン
2
大陸規模の戦争、ファンタジー的世界観、恋愛、家族愛、友情、ユーモア、裏切り、死……これらすべてをマップにぎゅっと詰めこむ。ファイアーエムブレムをつくるのはキツい仕事だ。加賀昭三、金田妙子、前田耕平など歴代のディレクターは変わり者が多い様だし、内部では衝突が起きがちで、スタッフの入れ替わりが激しい。サポート役に徹してシリーズを支えた成広通の存在が大きい様だが、そんな彼も「『正統進化』と言われると一番凹む」などと語り、時代と斬り結んでゆく戦いで苦労している。2018/04/30
月光盗夜
1
つい先日、ようやくifを一通りプレイし終えたので積読状態になっていたこれを消化。大々ボリュームのインタビューは読みごたえ抜群。ただ、その内容は1/3覚醒、1/3がif、残りは全体の振り返りといった感じだったため、GBA3部作でFEにハマり覚醒でその熱が再燃した私のようなライトエムブレマーにとってはいいが、シリーズ総決算を期待したような古参ファンには物足りないかと思われる。あと、『大人の事情』が多分に含まれるのだろうが、加賀昭三氏の扱いが『名前を呼んではいけないあの人』じみていて申し訳ないが笑ってしまった。2016/05/29
山羊太
0
『蒼炎』『暁』のエムブレマーとしてはちと物足りなかったけど読み応えはあった。2016/01/08
kinaba
0
超たっぷりのインタビュー集2016/01/02
りん
0
覚醒、ifが多い?いや、深さが、ベクトルが違う。過去の制作の話がすごいマニアック。25thならではなのだろう。
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- 和書
- スラヴの十字路