出版社内容情報
かくも、言葉と闘った男と女がいた! 男は言語の海を渡り、女は実世界に立ち向かう。現代が舞台の傑作長篇。これぞ編集者冥利!
至福の読書時間を約束します。乙川文学の新しい姿がここに!
昭和55年、弘之と悠子は、大学のキャンバスで出会う。翻訳家と同時通訳として言葉の海に漂い、二人は闘い、愛し合い、そしてすれ違う。数十年の歳月をかけて、切なく通い会う男と女。運命は苛酷で、哀しくやさしい。異なる言語を日本語に翻訳するせめぎ合い、そして、男と女の意表をつく、”ある愛のかたち”とは!? 二人が辿る人生の行く末は! 傑作恋愛小説。
【著者紹介】
1953年東京生れ。1996年『薮燕』でオール讀物新人賞を受賞、97年に『霧の橋』で時代小説大賞、2001年に『五年の梅』で山本周五郎賞、02年に『生きる』で直木賞、13年初の現代小説『脊梁山脈』で第40回大佛次郎賞を受賞。
内容説明
言語の海を漂う男と女―翻訳家と同時通訳の宿命的な旅路。静謐な熱情で女を見守る男。女は確かなものしか追わない。切なく美しく狂おしい“意表をつく愛の形!”
著者等紹介
乙川優三郎[オトカワユウザブロウ]
1953年東京生まれ。1996年「薮燕」でオール讀物新人賞。1997年「霧の橋」で時代小説大賞。2001年「五年の梅」で山本周五郎賞。2002年「生きる」で直木三十五賞。2004年「武家用心集」で中山義秀文学賞。2013年「脊梁山脈」で大佛次郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
ヴェネツィア
遥かなる想い
じいじ
Lara
-
- 電子書籍
- ぢ 私、痔主になりました
-
- 電子書籍
- An Officer and a Pr…