モノクローム・レクイエム

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198639921
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

各篇、秀逸ななトリックと人間の悪とは何か、裁きとはなにかを抉る。 ミステリの王道を堪能出来る連作短編5篇!

警視庁の特別捜査対策室五係と、民間の「怪譚社」を舞台に全五話の連作短篇。
隣家の窓に火中の戦時中の防空頭布姿の人を見た女子大生からの依頼で、その謎を菱崎真司が解明(「火中の亡霊」)。
怪譚社というネット上で不思議な話を募集、購入した事件の背後には犯罪が隠されていて、犯人は制裁を受ける(「踊る百の目」)。そしてラスト、警視庁を舞台に、彼らが探偵を始めた経緯や、それにまつわる謎が明らかに!

【著者紹介】
埼玉県うまれ、2005年、島田荘司との共著『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビュー。とどんでん返しとスケールの大きなトリック満載で、「やりすぎミステリー」と呼ばれ、本格ミステリの新たな才能として注目を浴びる。『著書に『龍の寺の晒し首(2011年3月南雲堂)『綺譚の島』(2012年2月原書房)『祟り火の一族(2012年10月双葉社)『武家屋敷の殺人』人(2009年11月講談社)『硝子の探偵と消えた白バイ』(2013年7月講談社ノベルス)『硝子の探偵と銀の密室』(2014年6月講談社)『永遠の殺人者おんぶ探偵城沢薫の手日記』(2013年8月文藝春秋))近著に『呪い殺しの村』(2015年2月双葉社)『浜中刑事の妄想と激運』(2015年4月南雲堂)2010年、『扼殺のロンド』が「本格ミステリベスト10」2011年版の17位にランクイン。2011年、『龍の寺の晒し首』が2012年版の11位にランクインする。

内容説明

見えざる犯罪に法の裁きを!!警視庁特別捜査官が、隠された犯罪を暴く。人間の悪とは何か?裁きとは何かを抉る連作五篇。

著者等紹介

小島正樹[コジママサキ]
埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年『十三回忌』(原書房)で、単独デビューを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

104
連作短編集。短編集だからかあっさりしてるなと思っていたが最終話には小島さんらしくイロイロ詰め込まれてよかった。でも最後の三発の銃弾は無理としか感じないんですけど・・・。2016/08/15

まる

46
面白かったです。1話ずつが程良い長さだったので日を跨いでも違和感なく読むことができました。トリックがなかなか大掛かりなので難しいですが、ちょっとドラマにして見てみたい。2016/05/19

あっちゃん

25
警察もの!とは、言いつつ相変わらずのピタゴラスイッチ的なトリックは健在(笑)各話も、警察目線からと、怪譚社掲示板関係の目線からと、あるのでワンパターンにならずに飽きずに読了(  ̄▽ ̄)これ、シリーズ化するんかな?2018/01/03

就寝30分前

25
宙を舞う幾つもの目、密室で血を流す洋剣、さえない男に不釣り合いな彼女の失踪、高層マンションの窓に飛び込んできた遺体、警視庁での警官同士の発砲事件。興味をそそる連作短編小説。……状況証拠から大胆な推理を展開し犯人を追い詰める主人公。うーむ、色々言いたいけどノーコメント。2017/10/29

エリク

23
欲望にかられた二人の警察官。 一人目は悪者を殺して自分の正義欲を満たし、二人目は銃を持って所有欲を満たす。 そんな2人の戦いです。2019/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9820998
  • ご注意事項

最近チェックした商品