出版社内容情報
各篇、秀逸ななトリックと人間の悪とは何か、裁きとはなにかを抉る。 ミステリの王道を堪能出来る連作短編5篇!
警視庁の特別捜査対策室五係と、民間の「怪譚社」を舞台に全五話の連作短篇。
隣家の窓に火中の戦時中の防空頭布姿の人を見た女子大生からの依頼で、その謎を菱崎真司が解明(「火中の亡霊」)。
怪譚社というネット上で不思議な話を募集、購入した事件の背後には犯罪が隠されていて、犯人は制裁を受ける(「踊る百の目」)。そしてラスト、警視庁を舞台に、彼らが探偵を始めた経緯や、それにまつわる謎が明らかに!
【著者紹介】
埼玉県うまれ、2005年、島田荘司との共著『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビュー。とどんでん返しとスケールの大きなトリック満載で、「やりすぎミステリー」と呼ばれ、本格ミステリの新たな才能として注目を浴びる。『著書に『龍の寺の晒し首(2011年3月南雲堂)『綺譚の島』(2012年2月原書房)『祟り火の一族(2012年10月双葉社)『武家屋敷の殺人』人(2009年11月講談社)『硝子の探偵と消えた白バイ』(2013年7月講談社ノベルス)『硝子の探偵と銀の密室』(2014年6月講談社)『永遠の殺人者おんぶ探偵城沢薫の手日記』(2013年8月文藝春秋))近著に『呪い殺しの村』(2015年2月双葉社)『浜中刑事の妄想と激運』(2015年4月南雲堂)2010年、『扼殺のロンド』が「本格ミステリベスト10」2011年版の17位にランクイン。2011年、『龍の寺の晒し首』が2012年版の11位にランクインする。
内容説明
見えざる犯罪に法の裁きを!!警視庁特別捜査官が、隠された犯罪を暴く。人間の悪とは何か?裁きとは何かを抉る連作五篇。
著者等紹介
小島正樹[コジママサキ]
埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年『十三回忌』(原書房)で、単独デビューを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
まる
あっちゃん
就寝30分前
エリク