出版社内容情報
直木賞作家の迫力犯罪小説!オレ詐欺犯の詳細な手口と、卑劣な犯罪を追う大阪府警特殊詐欺捜査班の刑事たちの地を這う捜査を描く
橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と八代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!
【著者紹介】
1949年愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。1986年『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞受賞。1996年「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)受賞。2014年『破門』で第151回直木賞受賞。
内容説明
橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で大阪府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!直木賞作家、迫真の犯罪サスペンス。
著者等紹介
黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師をへて、1983年『二度のお別れ』で第1回サントリーミステリー大賞佳作を受賞。1986年『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞、1996年「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年『破門』で第151回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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