ファンタジーを書く―ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想

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ファンタジーを書く―ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想

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  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198639259
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「ファンタジーの女王」ダイアナがトールキンやルイスを評論し、自作を解説し、若い作家たちに語りかける…極上の文学エッセイ。

英国で「ファンタジーの女王」と呼ばれた児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ。スタジオジブリの映画「ハウルの動く城」の原作者としても知られる作家が、子ども時代を回想し、トールキンやC.S.ルイスの作品を評論し、若い作家たちに創作の技法について語りかける。ファンタジーや児童文学、文学一般に興味のある大人向けの、刺激的な一冊。ジョーンズ研究の第一人者バトラーと著者の対話や、人気作家ニール・ゲイマンによる序文も収録。

【著者紹介】
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ…1934~2011。オックスフォード大学でトールキンに師事。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く著し、英国を代表するファンタジー作家・ファンタジーの女王と称された。作品に「ハウルの動く城」シリーズ、「大魔法使いクレストマンシー」シリーズ、『七人の魔法使い』『銀のらせんをたどれば』『アーヤと魔女』(以上徳間書店刊)、『ダークホルムの闇の君』『九年目の魔法』(以上東京創元社)など。 市田泉…お茶の水女子大学文教育学部卒。翻訳家。訳書に『ハウルの動く城3 チャーメインと魔法の家』『銀のらせんをたどれば』(以上徳間書店)、『インクリングズ…ルイス、トールキン、ウィリアムズとその友人たち』(共訳・河出書房新社)など。田中薫子…慶應義塾大学理工学部卒。翻訳家。訳書に『大魔法使いクレストマンシー クリストファーの魔法の旅』『同 キャットと魔法の卵』(徳間書店)など。野口絵美…早稲田大学第一文学部卒。翻訳家。訳書に『大魔法使いクレストマンシー 魔法使いはだれだ』『同 トニーノの歌う魔法』(徳間書店)など。

内容説明

英国で「ファンタジーの女王」、「英国の宝」と呼ばれた作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ。スタジオジブリの映画「ハウルの動く城」の原作者としても知られる作家が、自身の子ども時代と半生を回想し、トールキンやC.S.ルイス、マーヴィン・ピークの作品を評論し、若い作家たちに創作の技法について語りかける…。つねに新しく、読者を惹きつける魔法のファンタジーを書き続けた作家が、子どもの本やファンタジーについて、創作や人生について書いたさまざまな文章を、自身で選び抜いて遺した、「物語の生まれるところ」を平易な言葉で解き明かす刺激的な一冊。ジョーンズ研究の第一人者バトラーと著者の対話や、人気作家ニール・ゲイマンによる序文も収録。

目次

1 ダイアナ・ウィン・ジョーンズが回想する(森の中の子どもたち;“指輪物語”の物語の形;大人の文学、子どもの文学?;ガーディアン賞をもらったとき;C.S.ルイスの“ナルニア国ものがたり”を読む ほか)
2 ダイアナ・ウィン・ジョーンズを回想する(わたしの半生;ダイアナ・ウィン・ジョーンズとの対話;家族から見たダイアナとその作品(子どものためのファンタジー;ダイアナの葬儀での挨拶))

著者等紹介

ジョーンズ,ダイアナ・ウィン[ジョーンズ,ダイアナウィン] [Jones,Diana Wynne]
1934年生まれ。オックスフォード大学でトールキンに師事。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く発表、英国を代表するファンタジー作家と評された。2007年、世界幻想文学大賞生涯功労賞を受賞。2011年没

市田泉[イチダイズミ]
1966年石川県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。翻訳家

田中薫子[タナカカオルコ]
1965年生まれ。慶應義塾大学理工学部物理学科卒

野口絵美[ノグチエミ]
早稲田大学第一文学部卒。女優をしながら翻訳の仕事にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

46
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの自叙伝のような感じです。語ったりしているのもありますが。彼女の名前は前から知ってはいましたが実際にジブリの「ハウルの動く城」の映画を見るまでは作品は読んだことがありませんでした。自分の息子たちのために書いていたようですが、英国ではかなり人気のある作家であったようです。2015/05/22

さつき

12
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童文学やファンタジーへの思い、考え方の一端がうかがえ面白かったです。好きな作家なんですが、最近読んでいなかったです。巻末の著書一覧を参考にまた読んでみよう。作中のインタビューで自作が日本で人気があることをジョーンズ自身が喜びつつも不思議がっていたのが印象的。神話や古典を下敷きにした物語が多いから、文化の違う日本で受け入れられているのに驚いている模様。そう言えば日本神話を基にした児童書って少ないですね。2015/11/04

mabel

8
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの人生や創作について、自身の言葉で残した1冊。今まで彼女がどんな人生を送りどう書いてきたのか知らずに作品を読んできたのですが。。。彼女の書くお話には、完璧じゃない親や困った大人、欠点が多々ある主人公や子供達などが多く書かれていて。それが何故なのか、胸が痛い部分はあったけれど、納得しました。そして指輪とナルニアの評論。物語の枠組みを捉え組み立てる分析力の素晴らしさ。デイルマークの4作目がなぜ14年後になったのかも分かったし。読んで良かったの一言。「この世界だけでは充分ではない」2015/11/06

ワッピー

6
DWJの作品もあまり網羅できていないけれど、著者の語る物語のでき方、作り方やその生涯について(時間はかかったけれど)興味深く読みました。ワッピーが読んだ本の一部の作品でも、実に奇妙な人物や出来事であふれかえっている感がありましたが、実生活のほうがもっとすごかったとは…またトールキンやルイスに学んだのみならず、幼少期にJ・ラスキンのスケッチに接したり、A・ランサムやB・ポターの子供嫌いを体感したりと児童文学好きにはたまらないエピソードがたくさんありました。これから読む作品は視点ががらりと変わりそうです。2015/09/23

スプリント

5
ハウルの動く城の原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの講演や寄稿文、インタビューなどを取りまとめた本です。生い立ちやファンタジーに関する考えなどがよくわかります。指輪物語やナルニア物語などがよく引き合いとして取り上げられていますが不思議とハリーポッターには触れられていません。2015/04/28

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