出版社内容情報
船をぬけだしたワオキツネザルが、一けんの家にしのびこみ…? 画家として定評のある作者が手がけたはじめての絵本。
マダガスカルから、船で遠くまでつれてこられてしまったワオキツネザルが、あたたかく、いごこちのいい場所をさがしにおりをぬけだし、一けんの家にしのびこみました。するするっと煙突から中に入ると、食料もあるし、ちょうどいいかくれがも見つけました。ところが、それをしらない家のひとたちは、食べ物や花が少しずつなくなることに気づき…? ユーモラスで心あたたまる物語絵本。2014年ケイト・グリーナウェイ賞候補作。
【著者紹介】
イギリスを中心に活躍する画家。画家であった祖父母に影響を受け、絵を描くようになった。本書は、祖父のレオナルド・キャンベル・テイラーが描いた大富豪(スティーブン&ヴァージニア・コートールド夫妻)の肖像画に着想を得て描かれた。コートールド夫妻は、かつて王宮だった館「エルサム・パレス」を20世紀前半に修復し住み、ペットにワオキツネザルを飼っていた。肖像画には、ワオキツネザルも描かれている。本書はレッドパスの初めての絵本。ケンブリッジ郊外在住。
内容説明
ふるさとのマダガスカルから、とおい北のまちまで、ふねでつれてこられてしまった、ちいさなワオキツネザル。あたたかくて、いごこちのいいばしょをさがしに、おりをぬけだしました。まちにでたワオキツネザルは、1けんのいえをきにいって、えんとつからもぐりこみます。ところが、それをしらないいえのひとたちは…?ワオキツネザルを抱いた大富豪の肖像画に着想を得て描かれた、ユーモラスで心あたたまる物語。2014年ケイト・グリーナウェイ賞候補作。イギリスを中心に活躍する画家が手がけた、はじめての絵本。
著者等紹介
レッドパス,オフィーリア[レッドパス,オフィーリア] [Redpath,Ophelia]
イギリスを中心に活躍する画家。画家であった祖父母に影響を受け、絵を描くようになった。『ちいさなワオキツネザルのおはなし』が初めての絵本。ケンブリッジ郊外在住
松波佐知子[マツナミサチコ]
神奈川県生まれ。青山学院女子短期大学児童教育学科卒。メーカー、版権エージェント等に勤め、海外との交渉や法務などの仕事をするかたわら、「バベル絵本翻訳コンテスト」優秀賞などを受賞。児童書を中心に、ヨガ関係の雑誌や、ウェブサイトの翻訳などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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