出版社内容情報
大好きな先生が病気で死んでしまう…子どもたちが考えたプレゼントとは? 身近な人の死を前にした子どもの気持ちを描く感動作。
ユリウスは四年生。病気で入院していた担任のクララ先生が、久しぶりに学校に来た。車いすにのっている。先生の病気はもう治らず、あと半年の命だということを告げにきたのだ。ショックを受けた生徒たちは、先生のためになにができるかを考えた。そして、先生のために、特別素敵な棺おけを作ってあげることにしたのだ…。反対する大人や、理解を示す大人、さまざまな反応にとまどいつつ、先生を見送ろうと決意する少年たちの姿を描く感動作。
【著者紹介】
〈コーイ〉1968年オランダのヴァーニンゲン生まれ。ウィーン大学で教育学、養護ならびに特殊教育学を修める。現在、障害者支援の仕事にたずさわる。
内容説明
病気で入院していたユリウスたちの担任のクララ先生が、ひさしぶりに学校に来た。車いすに乗っている。先生は、みんなに話してくれた。先生の病気は治らない、もう長くはないのだと…。ユリウスたちはショックを受けた。けれど、大好きな先生に、なにかプレゼントできないかと考えて…?「死」を子どもに見せたくないと反対するママや、協力してくれるおじいちゃん。大人たちのさまざまな反応にとまどいながら、先生に最高のプレゼントを贈ろうと行動する四年生の子どもたちの姿を描く、感動作。
著者等紹介
コーイ,ラヘル・ファン[コーイ,ラヘルファン] [Kooij,Rachel van]
1968年オランダのヴァーニンゲン生まれ。10歳のときにオーストリアに引っ越し、ウィーン大学で教育学、養護ならびに特殊教育学を修める。現在、ウィーン近郊のクロスターノイブルクで障害者支援の仕事にたずさわりながら、著作を続けている
石川素子[イシカワモトコ]
1962年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。ドイツ文学専攻。立教大学、関東学院大学非常勤講師
いちかわなつこ[イチカワナツコ]
1974年生まれ。絵本、児童書の挿し絵で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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