出版社内容情報
ものに宿った魂=「ものだま」が引き起こす事件に挑む五年生の女子ふたり! 坂木駅で、どこに行くのか忘れる人が続出し…?
ものにやどった魂=「ものだま」の声が聞こえる坂木町に引っ越してきた五年生の七子。クラスメイトの鳥羽は、ものだまが引き起こす事件を解決する「ものだま探偵」、七子も助手を勤めることになった。最近、坂木駅で、自分がどこに行こうとしているのかを忘れる人が続出、きっとものだまの仕業だ、と二人は捜査を開始する。どうやら、意味不明のカタカナが書いてある改札の横の伝言板があやしい…。鳥羽は、暗号かもしれないと、解読にとりかかり…?
【著者紹介】
1964年東京生まれ。『ヘビイチゴ・サナトリム』(東京創元社)が第12回鮎川哲也賞最終候補に。初の児童書作品『お父さんのバイオリン』(徳間書店)は、読書感想画コンクールの指定図書に。
内容説明
五年生の七子が越してきた坂木町は、「ものだま」(ものにやどった魂)の声が聞こえるふしぎな場所。「ものだま探偵」を名乗るクラスメイト・鳥羽と出会い、七子はなぜか探偵助手に。ふだんはしずかなものだま。でも「荒ぶる」と、まわりでヘンなことが起こる。それを解決するのが「ものだま探偵」の仕事らしい。五月の連休明け、坂木駅で、行き先がわからなくなる人、待ち合わせを忘れる人が続出!これは、ものだまのしわざ?見習いとしてはじめて事件に挑む七子。どうやら、あやしいのは、改札の横の伝言板…。大好評シリーズ第二弾。小学校中・高学年~。
著者等紹介
ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京に生まれる。児童書出版社、大学植物学研究室勤務を経て、作家としてデビュー。『ヘビイチゴ・サナトリウム』(東京創元社)が第12回鮎川哲也賞最終候補に。児童書に『お父さんのバイオリン』(第24回読書感想画中央コンクール指定図書)『ものだま探偵団ふしぎな声のする町で』(共に徳間書店)がある。フェリス女学院大学文学部非常勤講師
くまおり純[クマオリジュン]
京都府生まれ。イラストレーター。書籍やCDジャケットなどを中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
みーちゃん
ぶんこ
しょこ
なななお