出版社内容情報
中国はなせこれほど傲慢で、自分勝手なのか。その理由を歴史から解読し、中国の現在と未来を分析・予測する必読の一冊!
現在の中国で起きている、反日、大気汚染、少数民族問題、領土紛争、権力闘争などの大混乱は、すべて伝統的な「家族主義」と「圏子(チェンツ)」が元凶だった! 中国人の行動原理から、歴史上、中華帝国が滅亡を繰り返さざるをえなかった理由を解説し、現在の中国社会もまた崩壊を逃れられない宿命であることを論証した画期的な中国論。孔子から毛沢東、習近平、シャドーバンキングまで、時代を縦横無尽に往来し中国の現在と未来を分析した一冊!
【著者紹介】
1962年、中国四川省成都に生まれる。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に帰化。著書は『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)、『私はなぜ「中国」を捨てたのか』(ワック)、『中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない!中国経済』(海竜社)など多数。中国や日中関係の問題について、精力的に講演・執筆活動を展開する。
内容説明
中国で蔓延する汚職、格差、公害、人心荒廃は、すべて中国人の伝統的家族主義が原因だった!日本人が知らない中国人の「原理」を解説し、中国の未来を読み解く。
目次
第1章 中国を蝕み続ける家族主義の害毒(「中国5000年の歴史」のウソ;家族主義こそ中国動乱の元凶 ほか)
第2章 中国共産党の変容がもたらす大混乱(日本人が理解できない中国共産党の本質;人民の家族主義と実利主義には勝てなかった毛沢東 ほか)
第3章 強欲資本主義に食い潰される中国の末路(家族主義復活から始まった中国不動産バブル;我欲に走る地方政府 ほか)
第4章 これから中国で起こる大動乱の行方(習近平はなぜ江沢民を裏切ったのか;膠着状態に陥る「腐敗撲滅運動」 ほか)
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年、四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年、日本に帰化。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を発表し、中国の反日感情の高まりを警告、以後、中国や日中関係の問題について、講演・執筆活動・テレビ出演などで精力的に展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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