出版社内容情報
「NK療法」に「がんワクチン療法」を組み合わせた第4のガン治療「ハイブリッド免疫療法」の最新の成果を紹介します。
手術、放射線、化学療法に続く、第4のガン治療として著者が説く「ガン免疫細胞療法」。「ガン遺伝診断」から、ガンの性質・ガン化した原因・再発や転移の可能性・薬への対抗性質や副作用の可能性など、精度の高い情報を得て、年齢・性別・身長・体重・食事・環境など患者個々の固有な特徴から、QOLを尊重しつつ、患者とともに「もっとも効果的で安全な」治療戦略を立てていく。百人百様のガンは今、個別化医療の時代を迎えています。
【著者紹介】
医学博士。専門は循環器だが、がんワクチンのエキスパートとしての論文も多数発表している。医療法人社団 博心厚生会 九段クリニック理事長。
内容説明
すべてのカギは「樹状細胞」が握っていた!
目次
第1章 がんのことをもっと知ろう
第2章 からだのメカニズムをもっと知ろう
第3章 がん標準治療の今
第4章 第4のがん治療 進化する免疫細胞療法
第5章 がんのサポーティブ医療
第6章 がんになった人のためのライフスタイル
第7章 人生を支えるがん治療とは
著者等紹介
阿部博幸[アベヒロユキ]
1938年北海道生まれ。1964年札幌医科大学卒業。ペンシルバニア大学フィラデルフィア小児病院およびクリーブランド・クリニックにてクリニカル・フェロー修了。順天堂大学講師、日本大学助教授、スタンフォード大学客員教授、カリフォルニア大学客員教授、杏林大学客員教授を経て、1988年、医療法人社団博心厚生会を設立し、九段クリニック、アベ・腫瘍内科・クリニック、九段クリニック水戸の理事長を務める。一般社団法人国際個別化医療学会理事長、トーマス・ジェファーソン大学客員教授、台北医学大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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