日本人はなぜ特攻を選んだのか

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198637057
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ベストセラー『永遠の0』で改めて光が当てられた特攻隊。日本人が知らない海外の評価から見えてくる彼らの犠牲の意味とは。

戦後の日本では特別攻撃隊に対して、とかくマイナスのイメージが強かった。「国家による洗脳と強制による無駄死だった」といった否定的な論著が多かった。だが海外ではこの特攻に驚愕し、日本だけがなし得た「奇跡」だと評価する声も多いのである。外国人の論評とともに、日本国内で歪められてきた特攻隊の実像に迫り、彼らの犠牲が日本の将来を決定づけたことを解説。単なる戦争回顧ではなく、日本人論、日本精神論にも迫る秀作!

【著者紹介】
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院西洋経済史学修士。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』『韓国人に教えたい 日本と韓国の本当の歴史』(徳間書店)など多数。

内容説明

「カミカゼ」が世界の歴史を大きく変えた!世界が驚き、称賛した特攻の精神。

目次

第1章 世界から尊敬される特攻隊(特攻隊とは何か;神風特攻隊の誕生 ほか)
第2章 特攻隊の真実(国に殉じた若者たちの声;「特攻の父」大西瀧治郎 ほか)
第3章 それでも日本人は特攻を選んだ(特攻と武士道;世界が心酔した日本の武士道 ほか)
第4章 アジアを解放した特攻精神(戦後ここまで変わった歴史観;日本の特攻精神がアジアの独立を促した ほか)

著者等紹介

黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

25
なんだろう・・・うまく説明ができない。こういう史観もあるとは思う。特攻を選んだ解答になっているかは別として。歴史をさかのぼって、武士道まで出てきたのは大きすぎ?2014/04/29

ちさと

24
戦後レジームからの脱却が言われる今、外国人が日本を賛美する書籍が売れる典型的な例。確かに特攻隊の若者達の公の為、銃後の家族の為に身を捧げた崇高な精神には胸を打たれる。だけど特攻の生みの親である大西中将を持ち上げたり、特攻精神は武士道の不屈の精神の現れであると誇る事はおかしい。大西中将は終戦間際「今後2000万の日本人を殺す覚悟で特攻に用いれば負けない」と言った。江戸時代の武士人口は全体の7%。犠牲の消耗が絶対の特攻なんていいわけがない。若い世代が造作無く騙されない事を祈ります。2018/12/30

かささぎのはし

8
日本や東洋のために散華した日本人にひたすら感謝の思いがつのりました。せめて、国内での大東亜戦争の誤解は解かなければならないと思います。2014/01/31

ネコ虎

6
 特攻を考えることは一筋縄ではいかない。特攻の父大西瀧治郎ですら「統率の外道」と語っているが、まさに特攻は「統率の外道」というしかない。終戦時の首相鈴木貫太郎も批判している。しかし、それが特攻に従事した若き隊員たちを貶めることにはならない。黄文雄氏は特攻精神を武士道や日本人の死生観から読み解こうとしているが、やや無理が感じられる。特攻兵士と武士道?うん?祖国のため、家族のために死をも厭わず遂行できた兵士がいたということに日本人として誇りに思うが、当時の指導者に戦争を止める勇気が乏しかったことを残念に思う。2016/02/08

かなで

3
中3の頃からずっと特攻隊とかに興味があって、初めてこういう本を読んだ。私は特攻なんて生み出した日本に恥を感じていたけれど、この本を読んでその考えはなくなった。やっぱり自国を誇りに思っていたいと思った。特攻を「軍国主義の洗脳の結果」だと思ってる人がいるのかわからないけれど、そうじゃないとわかってほしい。武士道は素敵だと思った。2017/03/11

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