出版社内容情報
本当に深刻なのは対米関係だ。日米同盟をうたう安倍政権の躓きの石は、アメリカのオバマになる可能性が高い。外交戦の裏を読む
中韓といまだに首脳会談すら開けない安倍政権だが、もっと深刻なのはアメリカのオバマ大統領との関係だ。中国とG2体制を再構築しようとしているアメリカの戦略にとって、日本は邪魔者扱いされつつある。アベノミクスの成功もアメリカの意向しだいではどうなるかわからない。日本の外交戦略の裏を読む。
【著者紹介】
東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。ドイツのマインツ大学に留学、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事する。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官。アジア社会経済開発協力会を主宰。著書に、『この国の権力中枢を握る者は誰か』『この国の不都合な真実』『この国は米中の奴隷国家なのか』(徳間書店)など。共著に『日本最後のスパイからの遺言』(扶桑社)、『この国を支配/管理する者たち』(徳間書店)などがある。
内容説明
世界の二大強国である米中が内政問題で身動きがとれなくなり、オバマ大統領と習近平主席には世界をコントロールする意思も能力もない。経済が復活しつつある日本は、いまこそ自らの強みを十分に発揮して自主独立の国家として立ち上がれ!
目次
第1章 そして世界を支配・管理する国がなくなった
第2章 自ら国を滅ぼす韓国の対中接近
第3章 オバマ大統領はもはや暗殺されるしかない
第4章 何もできない習近平政権下で混迷する中国
第5章 安倍政権の裏側で何が起きているのか
第6章 日本は何を取り戻すべきか
著者等紹介
菅沼光弘[スガヌマミツヒロ]
東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。ドイツのマインツ大学に留学、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事する。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官。アジア社会経済開発協力会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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