出版社内容情報
お兄ちゃんとはぐれたあと、道ばたで暮らすようになったぼくは…? 実話にもとづく、中学年向けのアフリカの子どものお話。
ツソはタンザニアの男の子。キリマンジャロのふもとの村で、おばさんとくらしているけど、食べ物は少ししかもらえない。ある晩、お兄ちゃんといっしょに家を飛び出し、走って町に出た。ここからバスに乗って、もっと大きな町に行くんだ。ところがお兄ちゃんとはぐれ、道ばたで暮らすことになった。数年後、ツソは〈シスター〉と出会い、寄宿舎に入り…? ストリートチルドレンになった男の子が、成長してふるさとに帰るまでを描く、中学年むけの物語。
【著者紹介】
1959年アウグスブルク生まれ。ギリシャ語、ヘブライ語を学んだのち、出版社の営業の仕事をしながら、古代言語、文学、神学、音楽学などを修める。大学講師を12年間つとめた後、フリーの編集者およびノンフィクション作家、翻訳家として、社会的なテーマを中心に活躍。小学校での講演も精力的に行っている。
内容説明
ツソはアフリカのタンザニアにすむ小さな男の子。おにいちゃんといっしょに、キリマンジャロ山のふもとの村にある、おばさんの家でくらしていますが、食べ物は少ししかもらえません。あるばん、ツソはおにいちゃんと、夜中に家をにげだして、バスターミナルのある町にたどりつきました。ここからバスに乗って、もっと大きな町へ行くのです。ところが、人ごみでおにいちゃんのすがたが見えなくなって…?路上でくらすことになった男の子が、ふたたびふるさとをたずねるまでをえがく、実話にもとづいた物語。小学校低・中学年~。
著者等紹介
ショット,ハンナ[ショット,ハンナ] [Schott,Hanna]
1959年ドイツのアウグスブルク生まれ。ギリシャ語、ヘブライ語を学んだのち、出版社の営業の仕事をしながら、古代言語、文学、神学、音楽学などを修める。大学講師を十二年間つとめたあと、フリーの編集者およびノンフィクション作家、翻訳家として活躍。社会的なテーマに精力的にとりくみ、また、小学校での講演も熱心に行っている
佐々木田鶴子[ササキタズコ]
香川県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、6年間ドイツで暮らし、ミュンヘン大学で歴史学を学ぶ。また、ミュンヘン国際児童図書館日本部門の設立にたずさわる
齊藤木綿子[サイトウユウコ]
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。(株)サンリオ企画制作室勤務の後、イラストレーターとして独立し、雑誌、広告、書籍のさし絵、絵本などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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