ヤマの疾風(かぜ)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198636630
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

昭和44年、筑豊。ヤクザ抗争を駆け抜けた灼熱の男達。吉川英治文学新人賞作『地の底のヤマ』に続き、炭鉱地域が舞台の青春群像

昭和44年、筑豊。主要産業の炭鉱(ヤマ)が衰退するなか、荒々しい気質だけは健在だった。いずれはこの地を支配すると目されるヤクザ組織「海衆商会」主催の賭場で現金強奪事件が発生。主犯のチンピラ・菱谷松次に対し、同会若頭・中場杜夫の厳しい追及の手が伸びる。運命の邂逅はやがて、筑豊ヤクザ抗争の根底を揺さぶる巨大な奔流へ――。激動の土地と時代を駆け抜けた男たちの苛烈な人生讃歌!

【著者紹介】
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒。卒業後、労働省に入省するが退職してフリーライターになる。96年『ビンゴ』でデビュー。11年『地の底のヤマ』で第33回吉川英治文学新人賞受賞。日本冒険小説協会大賞(国内部門)を過去3回受賞。

内容説明

昭和44年、筑豊。主要産業の炭鉱が衰退するなか、荒々しい気質だけは健在だった。いずれはこの地を支配すると目されるヤクザ組織「海衆商会」主催の賭場で現金強奪事件が発生。主犯のチンピラ・菱谷松次に対し、同会若頭・中場杜夫の厳しい追及の手が伸びる。運命の邂逅はやがて、筑豊ヤクザ抗争の根底を揺さぶる巨大な奔流へ―。激動の土地と時代を駆け抜けた男たちの苛烈な人生讃歌!

著者等紹介

西村健[ニシムラケン]
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒業。労働省勤務後、フリーライターに転身。96年、『ビンゴBINGO』で小説家デビュー。『劫火』『残火』で日本冒険小説協会大賞、『地の底のヤマ』で吉川英治文学新人賞と日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

69
石炭産業が衰退を始めた昭和40年代の初め、筑豊の地で大暴れした若者たち。飛車松の真っ直ぐなところが何ともいえず格好いい。任侠ものではあるけれど、青春小説とも言えるかな。ヤクザ同士の抗争に、地元のオイシャンやオバシャンも加勢する。熱く駆け抜けた飛車松はこの地の伝説的な英雄になった。2017/07/17

山田太郎

44
福岡の人間でも少し違和感というかやりすぎな感じの方言ですが、なれるとさくさく読める。なんか最後がはしょりすぎだとかなんか主人公が唐突に成長した感じに違和感あるような気もするけど、こんだけイッキ読みしたので面白かったと思います。もうすこし長くても良かったと思いました。2013/11/10

さぜん

22
筑豊を舞台に、衰退した炭鉱の町で生きる若者達とヤクザの抗争を描いた任侠小説。暴力満載で最初はどうかなと思ったが後半から俄然面白くなった。京子が拉致されオイシャン、オバシャン軍団の活躍はヤクザを上回り、飛車松を助けに行くあたりは手に汗握る展開。仲間との固い絆や情に厚い若頭とキャラも魅力的。飛車松の武勇伝を語り継ぐラストに胸が熱くなる。質の高いエンタメ作品。2015/02/07

いくら

19
三井三池炭鉱が閉鎖された60年代の若者たちの物語。『地の底のヤマ』を読んだときの満足感には及ばない。比べてしまうと、コンパクトで、やや万人受けに触れた感は否めない。ただあの炭鉱を中心とした筑豊地区の独特な風土には興味をそそられます。それから方言も、前作に続いて物語を魅力的にしている。闘いのシーンが多く仁侠活劇といった感じ。2013/10/07

Book Lover Mr.Garakuta

18
図書館本:【速読】:任侠物世界は、好みではないが、借りてきただけあって面白かった。炭鉱衰退期の筑豊のやくざの構想絡みの話だけど。其処を一代の時代を駆け抜けていくのが面白かった。2021/10/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7258436
  • ご注意事項

最近チェックした商品