第2捜査官

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  • サイズ B6判/ページ数 450p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198636623
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

元教師のはみ出し刑事と教え子の迷コンビが捜査に当たる! 警察小説の新たな書き手として注目される著者の傑作長篇!

「第二捜査官」の異名を取る神村五郎。元高校の物理教師という異色の経歴を持つ37歳の刑事だ。ある日、神村の勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。西尾美加――神村の元教え子だ。管内で刺殺事件が発生した。ドメスティック・バイオレンスに耐えられなくなった妻が夫を刺したのだ。神村の同僚・樽井が取り調べを担当したが、忽然と二人は署から姿を消し、やがて死体で発見された。心中事件か? 教師と教え子の迷コンビが捜査を開始する!

【著者紹介】
1956年静岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。94年「褐色の標的」で第7回日本推理サスペンス大賞、2001年『鬼子母神』で第1回ホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で第63回日本推理作家協会賞短篇部門受賞。

内容説明

元高校の物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎。並外れた捜査能力から署ではナンバー2扱い。ついた呼び名が「第2捜査官」。ある日、勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。西尾美加―なんと神村の元教え子だ。ドメスティック・バイオレンスに耐えきれず夫を刺した佐竹朋子が、取り調べを担当した神村の同僚・樽井とともに忽然と取調室から姿を消した。数日後、二人は死体で発見される。死因は青酸カリによる毒死。心中か?それとも―。元教師とその教え子、異色の迷コンビが事件に挑む長篇警察小説。

著者等紹介

安東能明[アンドウヨシアキ]
1956年静岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。94年『死が舞い降りた』(応募時は『褐色の標的』)で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』で第1回ホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞短編部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

57
題名に引かれて借りた本。始めの段階で第Ⅱ捜査官の意味がわかって面白いなって思ったけど、その捜査官の主役と教え子の女性刑事が遭遇する事件と2人の絡みがだらだらと続くし、主役と署長とかが愛称で呼んだりしてとにかくわかりにくかった。題名と主役2人の設定がいいのに残念・・・2013/11/13

酔拳2

37
元物理の高校教師神村とその元教子西尾の異色バディもの。さすが安東先生、警察内をよく知ってらっしゃる。取調官と被疑者の失踪に始まる物語だが、あっさり解決しそうだったんで、短編かなと思っていたら、どっこい深ーく掘り下げるとマル暴がらみの展開に!この事件を解決する神村はもちろんすごいが、この事件の筋書きと準備の実行を考えたテラ兄ィも天才的じゃない?2020/03/18

matsu04

22
蒲田中央署刑事課の神村巡査長は元は高校の教師。一方刑事に上がったばかりの西尾美加巡査27歳はかつて神村の教え子で、〝先生〟と同じ係に配属される。そして先生に振り回されながらマル暴絡みの事件捜査に当たり…、と設定自体は面白い。しかし凄腕とされる神村の凄さがさっぱり分からず、最後までイマイチ感は拭えない。この著者、結構当たり外れがあるなあ。2024/03/22

流花

20
元物理の高校教師が刑事に…謎ときに計算式とか使い福山雅治のガリレオっぽい。ただ何故にマル暴でもないのにヤクザにやたら顔が利くのか?と首を傾げる所あり、また教え子で後輩刑事美加が考えてることがちょくちょく出てきて少し興ざめかな。まあ面白かったけど。2014/01/07

mattya

12
どっちかつかずな感じ残念賞もとれず読むのについやした時間が残念、、、2014/01/05

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