出版社内容情報
元教師のはみ出し刑事と教え子の迷コンビが捜査に当たる! 警察小説の新たな書き手として注目される著者の傑作長篇!
「第二捜査官」の異名を取る神村五郎。元高校の物理教師という異色の経歴を持つ37歳の刑事だ。ある日、神村の勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。西尾美加――神村の元教え子だ。管内で刺殺事件が発生した。ドメスティック・バイオレンスに耐えられなくなった妻が夫を刺したのだ。神村の同僚・樽井が取り調べを担当したが、忽然と二人は署から姿を消し、やがて死体で発見された。心中事件か? 教師と教え子の迷コンビが捜査を開始する!
【著者紹介】
1956年静岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。94年「褐色の標的」で第7回日本推理サスペンス大賞、2001年『鬼子母神』で第1回ホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で第63回日本推理作家協会賞短篇部門受賞。
内容説明
元高校の物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎。並外れた捜査能力から署ではナンバー2扱い。ついた呼び名が「第2捜査官」。ある日、勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。西尾美加―なんと神村の元教え子だ。ドメスティック・バイオレンスに耐えきれず夫を刺した佐竹朋子が、取り調べを担当した神村の同僚・樽井とともに忽然と取調室から姿を消した。数日後、二人は死体で発見される。死因は青酸カリによる毒死。心中か?それとも―。元教師とその教え子、異色の迷コンビが事件に挑む長篇警察小説。
著者等紹介
安東能明[アンドウヨシアキ]
1956年静岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。94年『死が舞い降りた』(応募時は『褐色の標的』)で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』で第1回ホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞短編部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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誰か1人は死ぬ本棚
感想・レビュー
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