お寺の教科書―未来の住職塾が開く、これからのお寺の100年

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198636463
  • NDC分類 185
  • Cコード C0014

出版社内容情報

今、仏教界で注目を浴びている《未来の住職塾》が、経営難に陥っている全国寺院を再建すべく、独自のマネジメント方法を大公開!

寺の運営――それは単に活性化や経済力向上を指すことではなく、闇雲に新しいことを始めればいいということでもない。必要なのは、今日まで寺が生み出してきた価値を再評価し、不足は補い、美点にはさらに磨きをかけ、ないものは創造することだ。急速に環境が変化する現代社会の中で、これからの寺・仏教界の100年を切り拓く運営力を身につけられるよう、寺院の特性ごとの役割や運営を誰でも分かりやすく学べるお寺業マニュアル。

【著者紹介】
本名、松本圭介。一般社団法人お寺の未来代表理事。浄土真宗本願寺派光明寺僧侶。東京大学文学部卒業。IndianSchoolofBusinessでMBAを取得。超宗派仏教徒のウェブサイト「彼岸寺」(higan.net)、お寺カフェ「神谷町オープンテラス」を企画。2012年、「未来の住職塾」を開講。2013年、世界経済フォーラムのYoungGlobalLeadersの1人に選出される。著書に『東大卒僧侶の「お坊さん革命」』(講談社)他多数。

内容説明

世界一分かりやすい!開かれたお寺づくり入門書。仏教界注目の“未来の住職塾”が、お寺の可能性を引き出す秘訣を大公開!

目次

第1章 今、お寺を取り巻く世界に何が起こっているか?(仏教ブームって、本当にあるの?;日本人の信仰心とライフスタイル・環境の変化;「家」から「個」の流れと檀家制度の限界;家業化するお寺で揺らぐ、僧侶の信仰心;宗派と超宗派、そして開かれたお寺へ)
第2章 お寺の眠れる可能性に目を向ける(触れて初めて伝わる良さ;ご縁の力;日本人の心を見つめ直すお寺という場の力;葬式仏教の価値の再発見;お寺を支える女性の力)
第3章 お寺の未来を開く基礎講座(本物の危機感を持ち、お寺の使命を明確にする;お寺が持つ無形の価値を可視化する;お寺のビジョンを主体的に描く;開かれたお寺への変革プロセス;未来の住職塾のワーク体験)
第4章 未来の住職塾の挑戦(住職の未来像)

著者等紹介

松本紹圭[マツモトショウケイ]
一般社団法人お寺の未来代表理事。浄土真宗本願寺派光明寺僧侶。東京大学文学部卒業。Indian School of BusinessでMBAを取得。超宗派仏教徒のウェブサイト「彼岸寺」、お寺カフェ「神谷町オープンテラス」を企画。2012年「未来の住職塾」を開講。2013年、世界経済フォーラムのYoung Global Leadersの1人に選出される

井出悦郎[イデエツロウ]
一般社団法人お寺の未来副代表理事。東京大学文学部卒業。東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)、グリー(株)を経て、経営コンサルティングのICMG社では大手一部上場企業の経営改革、グローバル経営人材育成等、「人づくり」を切り口に経営中枢への長期支援に従事。非営利組織の経営改革支援も多数。「未来の住職塾」では全体プログラム設計、講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばしこ♪

3
確かにお寺と聞くと、敷居が高いイメージがある。核家族化が進む今日では、お寺が生き抜いていくには更なる努力が必要となる。経営である。そして、お寺を支えているのは女性の力も大きい。どこの世界も今や女性の力を借りずに成長はないであろう。2018/01/04

is49

2
基本的に住職向けの本ですが、お寺の置かれている現状や様々な取り組みについて書かれており、お寺の内部事情が伺い知れて一般人からしても興味深い本です。お寺の位置付けの歴史による変遷も為になりました。2014/05/11

aof

1
お寺というと、なんとなく縁遠い世界に感じて、ちょっと浮き世離れしてる気がしてたんだけど、もうお寺も一つのソフト事業なんだなーと驚いた。でもこれからの時代、お寺のような開かれた空白の居場所ってすごく求められると思う。面白い寺が増えればいいのに。2014/06/06

岩城 雅郁

1
お寺では、寺院の運営計画のことを事業計画ならぬ寺業計画というそうです。著者はMBA取得された住職の方ですので、アンゾフの成長マトリックスなどフレームワークも出てきます。2013/10/13

nobinobi

0
お寺というとどうしても閉ざされたものという印象がある。本書のように、お寺が現代の人の心を支えるコミュニティの場へと進化すれば、地域も変わっていくのだろうな。2016/04/13

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