出版社内容情報
気鋭のエコノミスト、岩本沙弓氏による経済思考の身につけ方!!経済データを表の裏の両面から見る力を養え!
いま世界をにぎわす経済的問題や事象について、データや時代背景を分析しながら、現実的な回答を導き出すことを通じて、岩本流「経済的なモノの考え方」を伝授する。「アベノミクスの盲点は何か」「円高・円安とはどういう状態か」「日本国債は破綻するのか」「経済危機とはどういう状態か」など、歴史的背景、データの読み解き方、ニュースの見方など、経済的なシナリオを描くために、物事の表と裏を見る力を養う。
【著者紹介】
大阪経済大学経営学部客員教授。91年より外資金融機関にて外国為替を中心にトレーディング業務に従事。金融専門誌『ユーロマネー』誌で為替予想部門の優秀ディーラーに選出。為替のプロとして、いま大注目の経済評論家。『新・マネー敗戦』『世界のお金は日本を目指す』など著書多数。
内容説明
私たちが日々眼にする情報が、物事の本質を表しているとはかぎりません。むしろ、さまざまな思惑が簡単に織り込まれており、そうした歪んだ情報に知らず知らずのうちに操られてしまっている可能性があるのです。本書は、表面的に見えている事象、喧伝される情報に騙されることなく、物事を判断するにはどうすればよいのか。日本や世界経済で起きている本当の流れを読み解く視座を養う一冊です。
目次
序章 アベノミクスに沸く日本で浮かれない経済思考を持つために
第1章 日本の国富が奪われている―為替政策をうまく利用できる国・できない国
第2章 日本がデフォルトしないこれだけの理由
第3章 金本位制復活をめぐるアメリカの現実
第4章 ユーロ危機の裏側を数字で読み解く
第5章 金融危機の変遷―90年代以降、形を変えながら続く危機
最終章 国際金融の現場でのニュースの見方―情報の表と裏を探る第3の分析力を養う
著者等紹介
岩本沙弓[イワモトサユミ]
大阪経済大学経営学部客員教授・金融コンサルタント・経済評論家。1991年より日・米・加・豪の金融機関にてヴァイス・プレジデントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。銀行在籍中、青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。金融機関専門誌『ユーロマネー』誌のアンケートで為替予想部門の優秀ディーラーに選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Teppei Tsujiyama
ANUNYAPHUM
バーベナ
mejiro
Bkmker