内容説明
うみべでたからさがしをしていたスニフとムーミントロールは、てがみのはいったびんをひろいました。てがみには、「むかえにきてください。ともだちより」と、かかれています。ふたりはあたらしいともだちをさがしにぼうけんにでかけることにしました!新しいともだちがやってきた!ともだちをだいじに思うやさしい気持ちを伝えるムーミン谷の絵本。
著者等紹介
ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ][Jansson,Tove]
1914年‐2001年。フィンランドのヘルシンキ生まれ。作家、画家。1945年に出版された『小さなトロールと大きな洪水』を皮切りに「ムーミン」シリーズを発表し、世界的に高い評価を獲得。国際アンデルセン大賞をはじめ、数多くの賞を受賞した
ヤンソン,ラルス[ヤンソン,ラルス][Jansson,Lars]
1926年‐2000年。フィンランドのヘルシンキ生まれ。フリーの作家として推理小説などを書いていたが、のちに姉のトーベと共にムーミンのコミックスを手がける
当麻ゆか[トウマユカ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
245
トーべ&ラルフ・ヤンソンの共作。今回はスニフが海辺で見つけたビンに入っていた手紙の主を探しに、二人でイカダに乗って海へ。現れたのはトゥーティッキ…というお話。フローレンの嫉妬が可愛い物語。いつもながら絵で勝負といったところだが、今回の眼目は海で嵐に遭遇するシーン。2025/03/26
クリママ
39
このシリーズは、どれも、ちょっとしたマイナスの感情が書かれていていいなと思う。今回は、フローレンの嫉妬。それにしても、大海にいかだでこぎ出す冒険に賛成するム―ミンパパとム―ミンママにはびっくり。「あたらしいともだち号」のマストにム―ミントロールのズボンがはためいているのが愉快。2017/05/13
しぃ
24
フローレンの嫉妬みたいな感情、女子には特にあるある~!だけど最後ちゃんと折り合いをつけているところが良い。素直でいられるうちは素直でいてほしい。2020/05/27
遠い日
16
海辺の潮だまりで拾った秘密めいたビンに入っていた手紙をもとに、冒険に乗り出すムーミントロールとスニフ。新しい友だちを探索しに海に乗り出す。危険も省みずとにかくやってしまうところが爽快。案の定のことは起こるけれど、予定調和が待っているので大丈夫。ムーミントロールたちの関係がひとつひとつのお話でつながっていくのが、好き。2015/09/18
杏子
15
びんに入った手紙の持ち主を探しに冒険の旅に出るムーミントロールとスニフ。新しい友だちを探しにいくムーミントロールにプンプンするフローレンおじょうさん。可愛いね。最後はラブラブ。ムーミントロールよいね。2013/04/30
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